2年ほど前から、テーブル茶道のお稽古へ通っています。
17歳から裏千家の茶道のお稽古を続けていましたが、先生がご高齢になられたこともあり、
お稽古を終わりにされることになりました。
どこかでまた再開したいと思っていた時に出会った、テーブル茶道。
これなら気軽に始められるらし、外国の方にもカジュアルに伝えることができるなあと!
やっぱりお茶室の静けさの中で、障子から差し込む柔らかな光りの中で、畳の上で点てるお茶には敵わないと思いますが、
テーブル茶道にも、また違った良さがあって。
しばらく続けています。
設え。
啓翁桜、咲きはじめの雪柳。
寒さの中にも春の予感がひしひしと。
大津絵が描かれたお扇子が、
愛嬌を。
鳳凰が描かれたお棗。
今まで通っていたところから独立された先生が、
新たに始められて、今日はその最初のお稽古でした。
新たな始まりを祝して、鳳凰を選ばれたそうです。
主菓子は、奈良の樫舎さんの、
百合根のきんとん。
普段は、中の餡は鶯色だそうですが、
先生の新たな門出を祝して特別に紅色に。
樫舎さんのお菓子は、本当に美味しくて…
いつか本店に行きたいなあと。
お干菓子は、
玉澤の霜ばしらと、バレンタインということで、
ハートの和三盆。
霜ばしらが、見た目も食感もまさに、霜柱!
(実際に霜柱を食べたことはないけれど、きっとこんな食感!)
帰ってきて早速お取り寄せをしようと思ったら、
予約商品で、更にその予約の時点で既に売り切れという大人気なお菓子でした。
霜ばしら、というだけあって、冬季限定だそう。
洋菓子も好きですが、
和菓子も奥が深くて。
美味しくて。
興味が尽きない。
結局食べ物の話になっちゃいました