智美術館にて『中里隆 陶の旅人』内覧会へ。

★許可を得て撮影しています


唐津焼をルーツとしながら、国内外を自由に行き来し、作陶を続ける中里さんの器は、気取りがなくて、日常にすっと馴染みながらも、お料理をぐっと引き立てる。







日常使いの器たちは、スポットライトを普段浴びることがありません。


焼き物を美しく見せる智美術館の空間で、
スポットライトを浴びて輝いている器を見ていると、家に帰ったら我が家の器を改めて愛でたいなあという気持ちになりました。


唐津南蛮鴨徳利。
なんてユニークな形!
「え〜もう一杯いっちゃう?」って徳利に話しかけながら晩酌をしたいなぁ。



菊池寛実記念智美術館の1階フロアと地下展示室を結ぶ螺旋階段が、本当に好き。
横山直人さんがデザインされた透明ガラスの手すりは、天井からの光を受けて、キラキラと静謐な輝きを放っている。
壁面には篠田桃紅氏のコラージュ文字。
日常と非日常のあわいって、
もしかしたらこんな感じなのかもしれない。





見終わって、美術館併設のカフェ「茶楓」で、お茶を。


あんバターサンド。


ビールに見えるかもしれませんが、
カフェオリジナルコーヒーです。
このカフェだけでも来たいくらい、
居心地抜群!