今年最初の美術館は、東京国立博物館へ「博物館に初もうで  子・鼠・ねずみ」を観に。


鼠と言うと、なんだかあんまりいいイメージがなかったのですが…

これを観たら、イメージが変わりました。



まず、かわいい。ちっちゃい。
小さな体に込められた、作者のこだわりと技術よ。


鼠蒔絵印籠

写真だと分かりづらいのですが、
二匹の鼠の毛までも、一本一本精緻に表現されていて、黄門さまもびっくりの作品。


鼠色の着物。
グレーとか灰色と言われることが多いけれど、
今年は鼠色、と言ってみようかと。



大根を食うねずみ、から、
大黒ねずみ、とかけまして。
ダジャレで運気をアップしたデザイン。
江戸時代には、大黒天の使い、福をもたらす動物とみなされたそう。


こちらは、聖武天皇の皇太子墓を守った十二支像の鼠。


この二作品は、大きく描かれていますが、、


十二支オールスターとなると、
本当に鼠は小さい。虎に踏まれたら大変。


鈴木春信筆
「鼠、猫と遊ぶ娘と子供」

こんなにね、
鼠にまつわる作品を一同に愛でる機会はなかなかないのではないかと。
1月26日まで開催中なので、ぜひ。
運気もアップしそうです。



国立博物館は、建物もまた見応えがあって。
歩いているだけでも楽しい!


グッズ売り場も充実。



博物館内のレストランで、
思わず頼んでしまった、鼠のアイス。
目は黒ごまペーストでした。


美味しく頂きました。


2、3日限定で配っていたカレンダー。
裏には、スゴロクが。
また紹介します^ ^