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春めきや。

 

3月のはじまりは、うれしいお知らせから。

 

 

 

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堂場瞬一さんの人気シリーズ「アナザーフェイス9 闇の叫び」解説を書かせて頂きました。

妻を事故で亡くし、残された息子を育てながら、刑事として生きる大友鉄。

大学時代は劇団に在籍していたこともあって、演技力もあり、なおかつイケメン。

カッコいいのに影がある、かなり魅力的な刑事が主人公の小説です。

ドラマ化された時には、大友鉄を仲村トオルさんが演じられました。ぴったり・・・!

シリーズの最終巻の解説ということで・・・

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今までのお話も全部読んだのですが。(1巻だけ貸し出し中)

残された父親と息子の成長物語としても、すごく面白くて。

刑事の前に、父親であり、元役者であり、妻を失った夫であり。

その彼の人生が、事件解決にも色濃く反映してゆくのです。

 

人気シリーズの最終巻の解説を書かせて頂くことは、とても光栄ですが、

同時に背筋がどこまでも伸びるというか。

「ちゃんと書かなくちゃ!」と力んでいたのですが、担当の編集者さんが

「小橋さんらしく、自由に書いてください」と、おっしゃってくださったので、

本当に自由に(笑) 私らしく、書かせて頂きました。

「アナザーフェイス」を読むまで、ずっと忘れていた、古い特別な記憶(それにしてもよくこれをすっぽり忘れていたな!と思うくらいの出来事)

と、今でしか書けない想いを、綴りました。

このタイミングで、「アナザーフェイス」シリーズに、特に最終巻に出会えて本当に良かったなあ、と。

本もやっぱり、出会うべき時があり、人生とクロスする瞬間があるのだと、改めて思いました。

解説を書き終えたことによって、自分が少し救われた、というか。

 

そして・・・

 

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う・・・うれしい。。
ここに名前が載るなんて・・・。
文庫解説を書くことは、一つの夢でした。
昨日届いて、今日は仏壇に供えました。母が。「読んでもらおうねえ」って。
 
「アナザーフェイス 9 闇の叫び」は、3月9日発売です。
シリーズ完結編の傑作を、ぜひ。解説デビューもおまけでぜひ。