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選書に参加しました、
青山ブックセンター本店で開催中の
「100人がこの夏おすすめする1冊 2017」

ずらりと並んだ推し本と、それぞれのコメントを読むのもまた楽しみの一つです。


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私は、迷いに迷いましたが…
今年の高校生直木賞受賞作「また、桜の国で」
にしました。
高校生たちが、この夏の暑さに負けないくらい、熱く議論を交わした末に選んだ作品が、
どうか沢山の人に読まれますように。
願いを込めて。
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それにしても。
選者の皆様のコメントが素晴らしく。
時間を忘れて読みふけってしまいました。
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読みたい本も更に増えてしまった。
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ということで、まずは、この2冊を。
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最近読んだ本。
小島慶子さんの「ホライズン」。
海外在住の妻たちのリアルが詰まった長編小説です。

舞台は、美しい南半球の国。
青い海を見つめ、波の音に慰められながら、
現地の日本人コミュニティの中で居場所を見つけていく葛藤や孤独を、繊細に描いていて、ぐいぐい引き込まれました。

ヒエラルキー、夫の浮気、女たちの噂話…
でも不思議とドロドロしていないのは、
小説の中に時折吹き込む、海からの風なのかなぁ。

事情はそれぞれ。
全てを分かり合えなくても、微かな共感を覚えただけで、とても救われる。

小さな成長を重ね、少しずつ逞しくなっていく主人公が眩しい。
「ホライズン」も、この夏おすすめの一冊です。

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おまけ。
本日8月9日は、ムーミンの日だそう。
うん。

では!夏バテせぬよう!