お茶のお稽古へ。
この季節だけの、葉蓋のお点前を。
このお点前が大好きで。
先生に、めぐみさんがやりたがっていたから、
朝から摘んだのよって。
葉っぱを蓋代りにしてお点前するのですが
涼しげで、途中で葉をくるくるっと巻いて、ぽいっと捨ててしまうところが好きです。
身軽な感じで、よいのです。
デビュー作「こちらあみ子」もそうだったのですが、今村さんの作品はこれから読み人に多くを語りたくない、あらすじさえも知らずに読んでほしい、と思ってしまう何かがあります。
こういう話です
って言いたくなくて。
読んでいるうちに、じわじわ掴んでいってほしい。なんなら掴まなくてもいい、感じるままだけでも、と。
流れ星を初めて見た夜を思い出しました。
あの時の願いごとは、なんだったのかな。
今なら何を願うかな。
よき、夏の夜を。