森絵都著「みかづき」読了。
昭和から平成の塾業界と、教育にかかわる三世代の家族の物語。
教え、育てること。
それがどれだけ大変で、そして大切なことか。
月の光のように優しく淡く、みかづきのように、鋭く、
太陽のように熱い小説でした。
もう、胸がいっぱいよ。
高校受験のために、毎日のように塾に通っていたので、
その時のことを色々思い出しました。
私は数学がとても苦手で笑っちゃうほど点数が低かったのですが、
数学のY先生が、とても教え方が上手で、居残りもよくあって(笑)たまに泣いて(涙)
そのおかげで、数学の問題が面白いほど解けるようになりました。
一人居残り授業をやっている間、一緒に帰る友人たちが
隣の教室で待っていてくれたりすることも多々あって。
私にとって、塾は、とても温かい場所でした。
当時の塾の数学の先生とは、今でも交流があって、
いつもご夫婦で、舞台やイベントに来てくださいます。
そんな先生にも、この「みかづき」をお勧めしたいなあ、と思いました。
話は変わって。
チョコレート月間ですね
毎年、行きたいと思いつつ、気づけば終わってしまう、
チョコレートの祭典、サロン・ド・ショコラ。
結局今年も行けなかったのですが。
友人のおかあさまが、送ってくださいました!
コチラは、サロンドショコラに参加している10人のトップショコラティエが「花」をテーマに
思い思いのボンボンショコラを咲かせたもの。
パッケージも、とっても素敵で、、、
一粒一粒、じっくり味わっていただいています。
なんて幸せな美味しさ!
心にふんわり、花が咲きそうな、