日曜日、麻衣さんにお誘いいただき、東京フィルハーモニー交響楽団5月の定期演奏会へ。


Bunkamuraオーチャードホールにて、


オペラ「トゥーランドット」(演奏会形式)を。




注目はなんといっても、この春、


首席客演指揮者に就任したイタリアの若き天才、アンドレア・バッティストーニ。




端正な顔立ち。美しい!


と、演奏前にお写真を拝見した時は、どちらかというと、静かなイメージがあったのですが。。



指揮台に上がって、指揮棒を振った途端、音楽の神様が乗り移ったようでした。


そのダイナミズム、カリスマ性、あんな指揮者の背中は初めてで、


オーケストラの音楽が彼を通して、背中から響き渡るようで、


驚いてしまった。



そして、第三幕のアリア。名曲「誰も寝てはならぬ」。


イタリア語で歌われて、両端に字幕が出ていたのですが、


クライマックスのフレーズは、「私は勝つ!勝つことになるのだ!」と歌われていたことを知り、


その歌詞の通り、荒川静香さんは金メダルを見事勝ち取ったのだなあ、と、


まさに勝利の曲なのだ、と震えながら思いました。



ドラマチックな物語、オーケストラ、歌声、その全てが、胸に迫り来るようで・・・



三幕のラストは涙ぐんでしまった。



舞台上も、客席も、どちらの熱気も凄かったなあ、、、!




終演後、ちらりとバッティストーニさんにご挨拶させて頂けたのですが、


演奏中の情熱的な雰囲気とは打って変わって、


とても柔らかな物腰で・・・誰かに似ていると。


あ、なんとなくマイケル・ジャクソンを彷彿とさせる雰囲気があるなあ、と、思ったり。



イタリア、ヴェローナ生まれの若きマエストロを、


これからも追い続けたい。


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ということで、麻衣さんと終演後、乾杯!


多幸感溢れる日曜日の午後だった。