「バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観てから、
この映画が頭から離れない。
ヒーロー映画「バードマン」で一躍スターになったものの、シリーズ4作目で降板し、それから20年、
長いスランプの中にいた俳優リーガン(マイケル・キートン)が、
失意の日々から抜け出すために、脚色、主演、演出を兼ねて、
初めてブロードウェイの舞台に立とうとする物語。
ヒーロー映画がもたらす、栄光と幻想。
予期せぬハプニングの連続。
ドンキホーテのような、見果てぬ夢と滑稽さ。
エゴと格闘し、最後に手に入れたものについて、
まだまだ答えが出ない。
初夏ですね。
キックボードの季節。(借りただけ)