文筆家、愛しき高野麻衣さんと、アンリ・シャルパンティエにて。
紅茶とケーキと、尽きないおしゃべり。
その後、麻衣さんにお誘いいただき、
東劇にて、METライブビューイング「フィガロの結婚」を観ました。
ニューヨークで上演中のメトロポリタンオペラを、
大スクリーンで観る、という、この企画。
これがもう、臨場感たっぷりで、、、!至福のひとときでした。
劇場の照明ととともに、映画館も暗くなり、
幕間には、舞台から戻ってきたばかりの出演者にインタビューも。
何より、新演出の「フィガロの結婚」が、
オペラってこんなに新鮮で面白いものなんだ!と、目からウロコで。。
時代設定を1920年代に移したことで、衣装や舞台美術がモダンになり、
オペラ歌手たちは、艶っぽく、軽やかで。
「歌を聞かせる」というより、「気持ちが全てメロディーにのってしまった」という感じで、
歌とお芝居をこれほど同時に楽しめることに、体中が熱くなってしまいました。
一幕目の終りで、早くもカタルシスが。
二幕目が終ると、切なさと幸福感がどっと押し寄せてきました。
METライブビューイング、これから、はまりそう。
そしていつか、本場、ニューヨークで観たい。