「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」を観に、東京都美術館へ。
ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵する、レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画《音楽家の肖像》。
音楽家が手にしている楽譜には、どんなメロディーが流れているのか気になって。
目を凝らしてみたのだけれど、分からなかった。
五線譜ではなく、六線譜だったから、ギターの譜面かなあ、とか、
当時の楽器の譜面だろうか、と、想像を膨らませてみたり。
レオナルドの作品は、ほかにも、スケッチやメモを編纂した『アトランティコ手稿』があって。
天才の片鱗を見せられた。
レオナルドの芸術と、彼の影響を受けた「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの油彩画、素描も
一緒に来日していて。
ジャンピエトリーノの「聖ロクスと奏楽の天使のいる降誕」
ベルナルディーノ・ルイーニ「聖家族と洗礼者聖ヨハネ」
この二つの作品の深い精神性と柔らかさに、心が洗われました。
今年は、イタリア年だとか。
6月には、ミケランジェロも来日するとか。
私のイタリア熱も、高まりつつ。今年こそイタリア行きたい!と願いつつ。
日本の美味しいイタリア料理で、バランスを取り続ける、今日この頃。
チャオ!