PICES 2025 Annual Meeting 報告:その1 | COPE (KU Plankton Lab)

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こんばんは。主宰です。

 

PICES 2025 Annual Meetingに参加してきたので、複数回にわたって報告します。北太平洋海洋科学機構と呼ばれる国際組織が主催している、海洋学・水産学に関する国際学会です。環太平洋諸国(日本・カナダ・韓国・中国・アメリカ)で順番に開催され、今回はワークピア横浜で開催となりました。

山下埠頭公園・赤レンガ倉庫・中華街の近くにあるため、宿泊・飲食・散策に非常に便利です。

こちらは大型客船が着岸する大桟橋です。本日も、どこかの大型客船が着岸しており、多くの乗船者が観光のために散策していました。

こちらは山下埠頭。着岸している船は、日本郵船の氷川丸です。20年前くらいにカリフォルニア大学の調査船に乗船する機会がありましたが、この山下埠頭から出港しました。とても感慨深いです。

 

11月8日~9日にこの国際科学組織に関係する委員会・科学作業部会の会議、11月10日~14日に研究発表、11月15日~16日には総会が開催されます。私はBiological Oceanography Committee(BIO)の日本代表委員・副委員長でもあるので、11月8日の会議に出席しました。

こちらが、この会議に出席した各国代表委員です。この会議では、北太平洋における生物学的な海洋学・水産学に関して、様々な研究活動計画・報告などがなされ、それらについて情報交換・議論をします。私はこの組織の副委員長を務めているので、これらの情報を整理して上位組織に報告する役目があります。会議に求められる英語能力に全く足りてませんが、そういう自己都合は通用しないので必死にやるしかありません。

何とか会議を終了し、各国委員と夕飯を一緒にすることにしました。実は、私は2026年~2028年までこの組織の委員長に就任することになりました。国内学会の学会長に相当するような任務で、とにかく不安しかありません。こんな不安を、この会食で相談していましたが、私が兄貴と慕っている韓国委員のSe-Jong Ju博士は「とてもやりがいのある任務で、研究能力も向上する」とおっしゃっていました。確かに、この任務に就いたのは、日本人研究者では私の師匠である池田勉教授と私がポスドク時代にお世話になった津田敦教授、海外では研究論文をお手本にしていたMike Dagg博士などが歴任されているので、とても名誉なことだと思います。役不足は否めませんが、一生懸命努力したいと思います。