こんにちは。主宰です。
熊本県立大学の一宮さん・小森田さんとは、だいぶ前から黒潮パラドックス解明に向けた共同研究をしているのですが、一宮さんのご厚意で県立大の教養科目の授業を一コマ担当させてもらっています。いつも担当している科目と異なり、この科目では他学部生向けの教養科目なので、受講者の多くが文系の学生さんたちです。人気科目のせいか受講人数も多く、受講者数としては350名弱だそうです。アウェイでアウェイな学生に対する授業なんてなかなか経験できることではないので、自分の教育能力を試すよい機会です。私の目標としては、授業内容をいかに面白おかしく聴講してもらって記憶に残る授業だったか(≒寝ない授業だったか)の一点に絞られます。
11月3日休日の授業でも、開始前からこんなたくさんの受講者が来てくれてます。なんだか、かなり緊張してきました。90分という時間で、いかに飽きさせないか、難しくならないか、面白いと感じるか、そして大学の授業として最も大切な知的好奇心をかき立てられるかというコンテンツを、あちこちに散りばめました。評価点としては85点くらいでしょうかね。100人中15人くらいを寝かせてしまいました。来年はもうちょっとがんばりたいです。
