こんばんは。主宰です。
論文紹介の続きです。
Toru Kobari, Akimasa Habano and Toshihiro Ichikawa (December 2002)
Seasonal variations in phyto- and zooplankton biomass in Kagoshima Bay. Memoirs of the Faculty of Fisheries, Kagoshima University: 51, 19-25.
鹿児島大学水産学部に赴任して、初めてまとめた論文です。鹿児島湾北部・南部の植物・動物プランクトン現存量の季節変化を比較したもので、鹿児島湾北部のほうが高いことが分かりました。当時、南星丸乗船者があまりいなくて困っているという船長からのお誘いで、これ幸いと毎週1回乗船させてもらってました。これだけ高頻度に調べた例はないとおもいます。この観測のおかげで、船舶職員の方々と信頼関係を築くことができ、後々の研究でも大助かりでした。