新卒論生配属 | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

この時期は、乗船実習・国際学会など楽しいイベントが続きますが、数ヶ月にわたって悩ましいきもちにもなります。それが、新卒論生の研究室配属です。私の研究室運営の考えとしては、私は課長などの中間管理職、学生さんは一緒に仕事をする仲間と考えており、配属された仕事仲間が楽しい時間を過ごしながら仕事を円滑にできるようにする環境づくりが大切です。その前提として、配属された仕事仲間が、うちの研究室の仕事に納得してもらえるかどうかが鍵です。仔魚生残におけるマッチ・ミスマッチ問題と同じですね。決して万人受けするような研究室ではないので、配属されたいとおもってくれている仲間がきてくれることがのぞましいです。

幸い、非常に頼もしい3人が新卒論生として配属されることになりました。いずれのかたも、2年次の授業の頃から注目していたかたがたで、私にとっては嬉しい限りです。真摯で信頼感のあるかたがたなので、これからの研究を楽しみにしています。それぞれのかたがたについては、また別途紹介します。

新卒論生が配属されたので、先日、海洋生物ゼミで研究室オリエンテーションが行われました。ゼミはどのように進められていくのか、ゼミでの係はだれがどのように担当するのか、乗船調査や技術研修などはどうするのかなどなどの説明です。修論生が手際よく説明してくれて、教員としてはたいへん助かります。先輩たちにいろんな質問をしながら、徐々に慣れていってください。

その晩には、新卒論生歓迎会が開催されました。いずれの研究室にも、頼もしいかたがたが来てくれてありがたい限りです。大学生活において、研究室配属以降の時間はたいへん有意義でたくさんの思い出ができます。鹿児島大学水産学部において、最も研究アクティビティが高く、様々なイベントがたくさん企画されているこの海洋生物ゼミで、一生の思い出を創ってください。