こんばんは。主宰です。
12月12日~13日において、熊本県立大学環境共生学部を会場として南九州海洋生物研究集会が開催されました。この研究集会は鹿児島大学水産学部(小針・久米・小玉研究室)と熊本県立大学環境共生学部(一宮・小森田研究室)が主体となって毎年開催される研究集会で、かれこれ数年やっています。北部薩南海域における海洋生態系変動に関する共同研究を始めてから、これらの研究結果について十分に議論し、新たな疑問・問題・ブラックボックスを解決していくことを目的としていました。小玉研究室が発足してからは、この内容にこだわらずに卒論・修論をまとめるための機会として利用しています。今回は過去最多の参加発表人数で、38人の卒論・修論内容の発表がありました。どの研究についても背景・動機が非常に興味深く、結果についても精緻なものがたくさんあって、そこら辺の学会よりもよっぽど内容が濃いものでした。実際、全ての発表を真剣に聞いて理解し、質問しなければならないような感じにしてしまったので、終わってみればすっかり疲れてしまって、ホテルに戻ると寝落ちしてしまいました。
鹿児島大学からの参加人数のほうがはるかに多く、また大人数に少ない旅費しか出せなかったので、学生たちはみんな一緒に移動・宿泊したみたいです。コロナ禍の数年間はこうやって対面・集団で何かするということができなったので、この機会は学生時代の良い思い出の1つになっていればいいなぁとおもっています。よい研究発表だったので、苦労を労いよい仕事をしてくれたことを褒め称えるために晩には学生たちと飲み会をしたかったのですが、まだまだコロナ禍が収束したわけではないので我慢しました。卒論・修論が一段落ついた時に、もし許される状況だったらお誘い下さい。残り少ない卒論生・修論生たちとの時間を、大切に過ごしたいものです。
こんなに大所帯の研究集会なので、記念撮影しました。おいていきます。
こんな感じで終日研究発表を聞いてました。国際学会もやれるような立派なホール・設備で、研究成果を発表させてもらえました。学生間での質疑応答が活発で、とてもよかったです。
スクリーン前での記念撮影。ちょっとした学会ですよね。熊県大のみなさん、設営・準備・片づけをありがとうございました。