こんばんは。主宰です。
昨日は、水圏科学分野の卒論中間発表会がありました。朝から夕刻までたくさんの研究成果をみることができ、とっても楽しかったです。水圏科学分野の素晴らしいところは、様々な研究テーマが揃っているところです。水産業に直結する研究、我々の暮らしに関係するような研究、自然保護のための研究などなど。研究成果はもちろん面白いのですが、それ以上にその研究に取り組むことになった背景、その研究課題を達成するためのアプローチ、意外な着眼点などが私にとっては面白味を感じるところです。一方で、生物は種多様なので、種を変えれば同じ研究を永遠に続けていくことができますが、それは知的欲求がくすぐられないし単調でつまらなく感じてしまいます。
午後に会議が3つも続いたので、全てを網羅することができませんでした。私の担当する卒論生のもみてあげられなかったのですが、練習を何回もやったしプレゼンも分かり易かったので、みなさんには好評だったとおもいます。今年は、卒論も修論も進捗状況がかなり順調で、この時点で終わりがみえかけています。新卒論生を余裕をもって迎え、新しい研究室がスタートすることができそうです。
絶滅危惧研究室を出たOB・OGのみなさんにとっては、研究室配属状況が随分と気になることでしょう。配属決定となった時点で、今年の状況をまた別途報告したいとおもいます。
授業中のためにいない卒論生がいますが、発表が終わった卒論生たち。一段落して気分が晴れ晴れとしたせいか、マスクごしでも笑顔が爽やかです。