メタバーコーディング解析2@魚類・動プ | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

先週からメタバーコーディング解析のための検体作成を始めたわけですが、みんなで協力してもらったおかげで本日終了しました。以前は、PCRがうまくいかなかったり、DNAが検出できなかったりなど様々なトラブルに翻弄されて時間がかかったものでしたが、今回は最速で完成したかもしれません。M2やB4の学生さんたちが、M1B3の学生さんたちに丁寧に教えてくれるだけでなく、ミスやトラブルが無いように見えない部分でバックアップしてくれているおかげかと思います。これぞ、郷中教育。うちの研究室が、長い時間をかけて培った賜物です。みなさん、たいへんお疲れ様でした。そして、ありがとう。

新年度になって研究費が獲得出来てたら、次世代シークエンスにかける予定です。研究費が当たっているといいなぁ。

今回は、完成品の画像を置いていきます。

 

抽出した遺伝子が含まれている検体。こんなちょこっとしかない液体中に16種類の異なるサンプルが混ざっていて、それぞれに見えないラベルが貼られているので、後で識別できるようになっています。

 

今回は、次世代シークエンスにかけるために6検体作成し、合計で96種類の動物プランクトン・仔稚魚の消化管内に含まれていた生物の遺伝子を読み取ります。