こんにちは、主宰です。
先週金曜日に、指宿の鹿児島県水産技術開発センターにて、鹿児島県水産研究交流セミナーが開催されました。これまでの蓄積と卒論生たちが頑張ってよい成果を出してくれたので、そのセミナーで卒論生3人が以下のタイトルで研究成果報告をしてきました。
・メタバーコーディング解析を使った黒潮流域におけるメソ動物プランクトン仔稚魚の消化管内容物判別 (水圏科学分野 佐藤伊吹)
・安定同位体比を使った黒潮流域の食物網解析 (水圏科学分野 斉藤香菜子)
・トカラ海峡の乱流混合が低次食物網に与える影響(水圏科学分野 阿部美穂子)
・安定同位体比を使った黒潮流域の食物網解析 (水圏科学分野 斉藤香菜子)
・トカラ海峡の乱流混合が低次食物網に与える影響(水圏科学分野 阿部美穂子)
いずれも明瞭な結果が出ており、国内外問わず学会で発表してもよい内容とプレゼンに仕上がっています。研究成果はどれも面白くて話題性もあるのは確かなのですが、それが半分くらいしか伝わっていないように感じます。鹿大プランクトン研究室の認知度が低いせいなのか、はたまた研究内容が先進的なのか・・・何年経っても、どんなに論文書いても、いくら研究費を取得しても、「人気」については悩ましい。研究室配属の時期(相も変わらず人気は低調です)というのも相まって、その悩みは深くなるばかりです。でも、こればっかりは努力でどうにもならない部分はあるよね~と、日が経つにつれて諦めの心境になってきました。
さて、プロ集団を前にして卒論の研究成果発表したのだから、もう中間報告とか最終発表会とかは、もう卒論生は大丈夫でしょう。後は、結果と考察の執筆を残すのみです。年末終了に向けて、頑張りましょう。
今回は、セミナー発表が終わって清々した卒論生たちの画像を置いていきます。

