こんにちは。
本日は、松岡教授退職記念祝賀会について報告します。
3月21日の祝日に、松岡先生の退職記念シンポジウムと祝賀会が行われました。水産学部長を何回も歴任され、水産学部の発展に大きく貢献された先生です。水産学部で必須の漁業に関する科目で教鞭をとられておりましたが、ずっと以前からゴーストフィッシングに関する研究に従事され、世界的にも著名な研究成果を残されました。松岡先生は海外の大学で教鞭をとられていたこともあり、東南アジア諸国との教育研究連携プロジェクトを次々と設立され水産学部の国際化に大きく貢献されました。たぶん、鹿児島大学の中でも水産学部は最も国際化が進んだ学部と思いますが、この功績は松岡先生によるところが非常に大きいです。
退職記念祝賀会には国際機関や海外政府要人も招待されていましたので、フォーマルな雰囲気になるものと思っていました。しかし、よく見ると出席者の半分以上が松岡先生の教え子だったかたがたで、とてもアットホームな雰囲気で執り行われました。松岡先生がお若い頃のエピソードや画像をみると、兄貴分のような感じで学生たちと接しておられたこと、松岡先生は当時の学生たちからとても慕われていたことがよく分かりました。意外と言えば意外なのかもしれませんが、北大水産の同窓会で何回か一緒に飲んだ時、池を作った後に騎射場で飲んだ時のことを思い返すと、むしろそちらのほうが松岡先生らしいのだと思います。
個人的には、松岡先生に大学人として多くのことを教えて頂きました。特に、練習船の代船建造にあたっては水産系大学人としてのあるべき姿について教えてもらったと思っています。この場を借りて、お礼申し上げます。
今回は、サンロイヤルホテルでの祝賀会の様子を置いておきます。

水産学部旗の前でご挨拶される松岡先生
