指導者の新陳代謝? | 財務救助犬の部屋

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お金で悩んでおられる方へ
 

「練習前に打ち合わせがある」

開始予定時間の1時間前に

招集がかかりました。

 

新たに指導者を増やしたい。

  実績のあるプロだ」。

提案を受けて団員は沈黙

 

指導者の私には

寝耳に水

 

「指導者によっては

  『勝手な行動をとるな!』と

  ブチ切れるんだろうな・・・」

漠然と思いながら

成り行きを見ることにしました。

 

「団員が40人

  少なくとも倍の

  25人になってから

  考えれば良いではないか。

  80歳の自分にとって

  今更レベルアップなんか・・・」。

極めて短絡的な意見です。

 

現在団員は13名。

最少だった9名からは

増えていますが

倍など夢のまた夢です。

 

いえ

少なくとも今の延長では

倍増することはありません。

 

そのために

良い指導者の先生にお願いして

先日講習会を開催したのです。

 

主催者は私自身でした。

 

団員の一部が

その先生を「新たな指導者」に

選んでくれたのは

喜ばしい。

 

方向は同じですから。

 

ただ

唐突すぎました。

 

団員の半数は80代です。

「80代だから時間がない。

 飛躍的なレベルアップには

 新指導者は欠かせない」。

 

「いや

 80代でレベルアップは無理

 それ以前に

 上手くなろうとは思わない

 今のように楽しく歌えれば

 それで良い」。

 

これを

額面どおり受け取っては

なりません

 

金融マンとして

あるいは

ファイナンシャルプランナーとして

発言者の経済的背景

直感的に把握しています。

 

ここで大切なのは

収入や貯蓄額の絶対額ではありません。

 

1千万持っているとして

それで十分と思うか

あるいは

とても心配でいられない

と考えているか。

 

人それぞれの経済感覚

 

「これ以上

 合唱にお金をかけたくない

この思いが支配的だと感じました。

 

価値観ではありません。

経済感覚です。

 

これは説得不可能。

 

ならば

その経済的範囲内

良い方法を考えなければ

なりません。

 

上手くなりたい人達は

行動を起こしました。

 

その方々の期待に添いつつ

反対派が納得する手法を考える。

 

指導者は

投げ出すことはできません。

 

独走することも許されません。

 

「人を扱う仕事」

と言っては

失礼に響くかも知れません。

 

でも

それが出来てこその指導者なのです。

 

さて

どうしたものか。