プロ野球で「9対5」と「5対1」
いずれも負けていたとしましょう。
同じ4点差です。
「5対1」なら諦めて
「9対5」なら追いつけそうな気がする
そんなことはありませんか?
たしかに5点取った勢いで
なんとか、あと4点ぐらい
取れそうな気がする。
気持ちはわかりますが
4点差に変わりはありません。
そういった錯覚が消費活動にも見られます。
自宅を建てた時など数千万円の出費です。
家具を購入する際、あまり金銭的には拘らないかもしれませんね。
これが賃貸住宅に入った場合だと
けっこうシビアだったりしませんか?
車を購入したときの備品なども同じ。
また親が介護施設に入所した場合、紙おむつ等はたいてい外で購入してきた方が安い。
それなのに「入所費用の月20万円に比べて些細な金額」だと思ってしまう。
FP流に考える場合は
あくまでも絶対額でとらえます。
相対額ではありません。
なぜなら収入は購買活動の変数にはならないからです。
このアタリマエが時折勘違いされています。
ご用心。