昨日の子はキノコ。

 それはさておき、

 大井町「こいさご」は、ちょいと立ち寄れるコの字カウンター。

 そして、必ず「雁木」がある。
 僕は必ず雁木は1杯目。


 これも必ずのタコちゃん。

「ワレワレはタコチャンがスキである」



 そしてお店の名物。

 必ずの豆腐に、今回はモツも一緒の「重ね」



 豆腐だけの時は和がらしを添えてくれるが、僕は七味を振りかけながら食べる。

 重ねには、これを付けてくれた。辛いやつ。



 お次は「バイスサワー」

「バイス」と頼んで、「瓶ね」と言われて、勢いで「はい」と言ってしまったら、これが出てきた。



 そりゃ、そうだ。

 じゃあ、ボトル入れます。



 前回ボトルを入れてから長い出張があったので、1ヶ月の保管期間中に呑み切らなかった。

 今回は呑むでしょ。


 そうなると、もう1品。必ずではないいつもの「マカロニサラダ」



 そこで、ボトルからウーロンハイを作っていた隣の女性が「雁木!」と声を上げたので、思わず「ありがとうございます!」と返事をしてしまう。

 癖なのよね。


 このお店の常連さんらしく、スタッフさんや他のお客さんと挨拶していた彼女は、何と青物横丁「おそどん」(8月16日号参照)で違うお酒を頼んだら「さっきまで雁木のかたがいたんですよ」と教えて貰ったのを思い出したらしい。

 彼女も隣の僕がその人物であることに驚いていた。


 向こう隣の男性も彼女に話しかけ、3人で何の気ない話が始まると、そろそろ2時間の制限時間が訪れ、僕はお先にお暇する。


 「帰りにおそどんさんに寄ってみようかな」と彼女。

 どこまでも広がる輪、しゅっしゅっぽっぽ。