前回は埋没親知らずの事書きましたが
今日は痔の手術です。
僕自身三年前に痔の手術をしました。
いぼ痔ですが、中にも出来てたので内痔核と言われるものでした。
結論から言うと本当に手術をして良かったと、今まで自分に対して、した事で一番良い事をしたと思っています。
僕が痔デビューしたのは、ちょうど松竹芸能に入った23歳の時です。
それから手術に踏み切るまでの15年、痔と共に舞台に立っていました。
時には生理用品をおしりに当てネタをしてた時も有りました。
出血多いとズボンにまで染み込んでズボンのお尻が赤く染まるので黒系のズボンしか履けませんでした。
痔ではない方には全く理解共感は得れないかも知れませんが、痔はとにかくしんどい。
特に出血が多い日は、腰がダルく精神的にも凹みます。
最初は、市販の座薬で何とかなりましたし、半年ぐらい何ともない時期があって座薬で治ったのかなと思った時期も有りましたが
そんなに甘くは無かった…
それから市販の色々な会社から出てる自分に合う座薬を試し探しました。
自分に1番合ったのはジナンコーハイて名前の商品でした。
一箱1000円ぐらいして月に2〜3箱買うので計15年で座薬に約50万位使った計算になります。
手術に踏み切ったのは、もう限界が来たからです
座薬ではごまかし切れなくなり、体力的にも精神的にも毎日座薬を入れ続ける日々にも終止符を打とうと思いました。
痔の手術に踏み切れない理由として一番に恥ずかしいと言うのが有ります。
ただそんな理由もうどうでもよくなり、すがる思いで病院を探しました。
ネットで調べた結果たまたま近所に良い病院があり直ぐに診察に向かいたした。
最近の痔の手術は切りません。
ジオン注と言う手術で痔を治します。
いぼ痔に注射をして潰して行く治療法です。
事前にネットで調べまくりました。
身体を切らないので日帰りで出来るので、昔みたいに何日も入院したりとかは無いです。
因みにこんな感じです。
全然恥ずかしくありません。
頼むから何とかして下さいと言う思いの方が強いです。
年配のベテラン看護師さんと若い看護師さんもいました。
先生と一緒に勿論見ます。慣れた感じで僕を安心させてくれました。
まず先生が指サックをして肛門の中を触診します。
で次にカメラを入れて撮影もします。
その結果、てっきり僕は外に出ているいぼ痔一個だけや思ってたら、中にいぼ痔が6個、外と合わせて系7個と言われゾッとしました。
先生「良くここまで耐えて来ましたね、相当しんどかったでしょ。手術日決めて頑張りましょう、終われば必ず楽になりますから」と言ってくれました。
なるべく早い方がいいと言われたので3日後になりました。
手術当日、まず手術着に着替え待合室に、そして名前を呼ばれ手術台に。
体勢は仰向けになり、お尻の部分だけ少し浮き上がる感じです。
最初の難関の麻酔です、これは少し痛いけどこれさえ乗り切れば後は楽やからと言われました。
麻酔は肛門の周りにまず6本時計回りに打っていきます。
まず一本目めっちゃ痛かった…
後五本もあるんか思ってる間に二本打たれ残り三本。
何とか耐えました
全然痛がらない人もいるらしくてそれには驚きました。
恐怖心が痛みを増すらしいです。
確かに手術終わって点滴打つんですが、僕の次が年配のおっさんが手術やったんですが、手術中ずっと先生とゴルフの話をしてたので、どんな神経しとんねんと、点滴打たれながら思った記憶があります。
麻酔さえ終われば後はホント直ぐでした。おそらく30分ぐらいで終わった感じです。
後は点滴打って薬貰って帰ったと言う感じです。
ただ翌日高熱は出ると言われたので、安静にと言われました。
翌日、朝から浜村淳さんのラジオに出る予定だったんですが、言われた通り高熱出て休みました。
で次に気になるのは、術後の大便です。
先生には普通に力まず確か3分以内には終わってと言われました。便が柔らかくなる薬も貰ってたのでスムーズには出るから大丈夫と言われましたが
正直怖いと言うか不安と言うか
しかし術後1発目の大便が早くも来たので恐る恐るしましたが、何とも無く普通に出たのでホッとしました。
ホント手術して心の底から良かった思ったのは、術後1週間ぐらい経ってからかな、しばらくは座薬を入れなだめなんですが、いつも入れてた座薬とは意味が違うし、毎日苦しめられてた症状もなく、身体が痔になる前の22歳に戻ったかのようで、この15年間の日々は一体何やったのか、なんでもっと早く痔の手術せんかったんやろと思いました。
痔持ちで病院行くの勇気が出ないとか恥ずかしいとかで行かない人多いと思います。
そう言う人は、まだ症状に余裕があるんかな、でも早い方が絶対にいいです。
手術は簡単に終わりますし
迷ってる方は思い切って行ったらその後人生間違いなく変わります。