まもなくお正月ですね。
以前、ある方の講演会にいったところ、
「お正月は神様を自宅に招く慣わしだ」
という話を聞きました。
ですから、失礼のないよう、
下着や衣服を新しいものにかえ、
調理途中のごみを見せないよう
おせち料理をあらかじめ作りおきする、
という話を聞きました。
なるほど、と思いました。
しかし、それ以上に面白かったのは、
正月になんらかの理由があって、
神様をお招きでなかった人は、
立春で再チャレンジができる、
というところでした。
正月はダメでしたが、
立春は、神様、我が家にどうぞ!
ということらしいのです。
いかにも日本的で笑えました。
この話を聞き、
日本という国は元々
「再チャレンジできる国」
なのだと痛感しました。
今は、そんなことさせまいという空気感満載ですが。、
いろんな人の『お悩み』を聞いていると
国民全体がかもし出す繊細さや感受性の豊かさから、
なんとなく日本には「一発勝負」は似合わない、
と思っていました。
日本的なおおらかさを
とりもどしたいですね。
「やっぱりみんなでゴールしようよ」(笑)
って先頭でもゴールする寸前に引き返すような
そもそもの民族性を大切にしたいです。
何回も失敗し
何回もチャレンジしたっていいのではないでしょうか。
河合隼雄さんが、
「西洋人は個人、日本人は場の民族である」
とおっしゃっていました。
テレビで時代劇の再放送を見ていると、
わたしたちが無自覚なだけで、
日本人が場の中で助け合って暮らしている
って思い知らされます。
西洋の個人主義を時代劇に持ち込むと
腕のいい鍛冶屋が気の緩みから借金し
そのかたに娘をもらいうける
みたいな話も。
、
借金した鍛冶屋が悪い、
と一刀両断されることでしょう。
誰も助けてはくれません。
妹さえそんな鍛冶屋に愛想をつかし、
どこかに移り住み、自分で事業を始めるでしょう。
頼みの~裁きも、訴訟ごとで忙しいから、
とそれに見合ったお金を要求してくることでしょう。
こう考えると、日本人って、
その人が望む、望まないに関わらず、
「場」に許されてきたのです。
ようするに
最近希薄だけれど
家族だから許す
仲間だから許す
親子だから許す
っていう感覚です。
学校って
窮屈だって言うけれど
けっこうこの考え方で動いているところが
たくさんあるんですよね。
もちろん、「場」のもつ
規律や排他性、堅苦しさはあったのですが……。
場って波のように
力がかかって広がるエネルギーだといいます。
こんな家族にしたい
こんな親子になりたい
って思うと
それが『場』となるわけです。
そして
その場ではその目標に
何回もチャレンジでき
何回も失敗できるのです。
上手くいえませんが、
「場」は世界をリードする すばらしい考えのような気がするのです。
みなさんはどんな家族になりたいですか
みなさんはどんな親子になりたいですか。
みなさんがそう思った瞬間「場」ができます。
そしてたとえ
何回も失敗しても
皆さんが諦めなければ
「場」は許してくれます
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