ぼくが今年やめようと思っている資質に
「相手の気持ちを察するけどしたくなければ何もしない」
というのがあります。
もともと
教室に入ってくる子どもの感覚がわかるようになりたくって
身につけた資質です
もっというと
自分の母親の気持ちを読み取ろうとして獲得した資質だと思ってい
この、察する資質はこれからも変わらないと思っています。
でも、察したからといって
実行しなくってもいいのです。
小さい頃は、そうしないと親に嫌われる
と思っていました。
でも、大人になった今
その決定権は自分にあるんだと思っています。
自己重要度って
お母さんの要求を察して実行に移す力と比例しています。
自己重要度が低い方は
お母さんの要求を察してその期待に応えてきた方に多くいらっしゃいます。
昨日個人セッションした方も
同じようにお母さんに承認されようとしていた方でした。
昨年、そのお母さまがなくなられました。
そして、お母さんの最高傑作が
ご自身であることに気づいたようです。
お母さんとの体験が
本人の輝かしい「今」をつくっている
でも、やっぱり手癖で
お母さんに承認されようとする自分が出てくるんです。
「こういう言い方すると失礼かもしれませんが」
と前置きして
「もう、お母さんはなくなって
最高傑作であるあなたをただ見守っているだけなんですよ」
お母さんに認められたくって
ぼくらは頑張ってきました。
頑張ったんです。
それで得たものもたくさんあったのですが、
お母さんの元を離れた今、
自分を幸せにすることに意識を向けていいんです。