天才性は、
「あり方の中にしかない」んです。
 

例えば、絵のうまい子は
もちろん絵のスキルの優劣はあるでしょうが
 
・たくさん描き続けるあり方
・対象の置き方にセンスがあるっていうあり方
・みんなが見てくれるタイミングに気づくあり方
・絵を描く機会を見つけてチャレンジするあり方
 
が抜群に天才なんです。
 
 
そう考えるとこういう思考がなくなります
「画家で食えるか食えないか」
「絵で成功するかしないか」
 
 
 
前述の対象の置き方が天才なあり方の子は
・場作り
・人間関係づくり
・レイアウト
 
なんかにあり方が出るので
それをすればいいのです。
 
というか普段から
気づかなくってもやっているんです。
 
気づいたらくわえて走ってた
っていう状態です。
 
 
そしてたいてい
本人はそれを短所としてとらえて、
強く強く否定しています。
 
それを、ぼくは
「無私」って呼んでます。
 
 
 
教室が穏やかになると
みんなから
この天才性が余すことなく表現されています。
 
それは恩着せがましくなく人に影響を与え
自分と他人に気づきをもたらします。
 
本人が軽くなるだけでなく、場が変わるんです。