ぼく、むらっけが激しくって
あっ、ムラムラするやつじゃないですよ。
気分の波ですね。
で、毎日学校に行くのがホントにいやだったんです。
でも、そのふれはばが
周りの子どもたちに
「ムラがあっていいんだよ」
って教えていたし
ムラのある自分が作り出す
あたり・ハズレを
自分が楽しんでいたんだな
って思います。
来週から始まる
ばなな小学校
むっちゃムラムラです。
それでいい、という時間と空間を体験しに来てください。
【かかりの時間】
かかりの時間とは、...
・自分を幸せにすることをしてください。
・周りを幸せにすることをしてください。
というルールの自己表現活動です。tZb
小学校の教室で
かかりの時間をしていた時
子どもによっては
「自分が幸せなら物を壊しても良いの?」
って聞く子がいました。
それは
「周りを幸せにする」
というルールから外れてしまいます。
こうしてスタートすると、
まず、クラスで優秀だとされる子が
そうじや周りの物を整理しはじめます。
周りを幸せにし始めるわけです。
そういう子は
親やクラスのために
頑張って
頑張って
頑張ってきたわけです。
頑張ることは悪いことではありません。
でも、頑張りすぎたぼくたちは
ややもすると人を裁きます。
そして
何より悲しいのは
「頑張らない自分はダメ」
という価値をもっています。
だからぼくはその子のそばに行って言います。
「それはみんなを幸せにするの?」
すると、嬉しそうに
「はい、みんなはきれいな教室で嬉しいと思います」
すかさずぼくは返します。
「じゃあ、それはあなたを幸せにするの?」
その子は何も答えられません。
「もう一度聞くよ。それは、あなたを幸せにするの?」
その瞬間、その子は泣き出します。
その行為は誰かの基準でやっているから
自分を幸せにはしないのです。
そんな中、
ただ、愚直に折り紙を折る子がいます。
クラスでは目立たない、
いるのかいないのかわからない
そんな子だったはずなのに、
圧倒的な存在感を放っているのです。
「せんせい、あの子いいんですか?」
ってさっきまで泣いていた子が聞くんです。
で、ぼくは言います。
「あの子に聞いてごらん
自分を幸せにしているか」
って。
その子は聞けません。
なぜならば、
見れば明らかだからです。。。
そこには計算も
これをやったら褒められる
これが世の中の常識
っていうとらわれが一切無く
ただ、折りたいから折っている
っていう自分を満たす感覚があふれているんです。
やがてそれが奇跡を起こします。