ぼく今回で退職3回目なのですが、
2回目の学校への復職は
教室にいる何人かの子が言うことを聞かず
手がかかって大変だ、
という学級の補助教員でした。
午前中そこで勤務し
午後は、カルチャーセンターや
自分でやっている作文教室の講師をする生活でした。
勤務初日、
朝礼で挨拶をするために
体育館へと向かうと
途中でいきなり女の子に抱きつかれました。
「こいつ気に入った」
って言われました。
「ありがとう。よろしくね」
って答えました。
その子が手がかかるというこのひとりでした。
授業中も走り出し、
ロッカーの上に乗ったり
2人くらいいる多動な子とケンカしたり
でも心の優しい子でした。
お母さんのことをよく話し
「この子お母さんに承認して欲しいんだな」
って思いました。
ぼくも当時
作文教室に人が集まらず
辞めたはずの教師を再びやっていることが許せず
やさぐれていました。
授業中なのに
教室をその子達と平気で走り、
その子を叱るときは
授業中なのに大きな声で叱りました。
お別れの日、
手紙をランドセルに入れて出て行きました。
「絶対、大丈夫だから」
って書きました。
それから、4年後
ぼくはその町の産休代替の先生となり
その学校からややはなれた所に赴任しました。
なんと
近隣の学校で集まって開かれる陸上大会の役員で
走り幅跳びの審判をしていると
その子も走り幅跳びの手伝いでした。
面影はあるのですが
もうすっかり高学年の振る舞いでした。
「せんせいからもらった手紙、ずっととっといたよ」
びっくりでした。
子どもは20秒で
その大人が自分にとってどんな存在なのか見抜きます。
そしてどんな境遇であっても
絶対に大丈夫なんです。
5月8日は朝からZOOMにいます。
9時~10時
14時~15時
17時~18時
そして20時からは
かつてふとうこうを選択したおしえ子と
2時間話します。
絶対大丈夫なんです。
それを感じる時間になると思います。
IDは115 506 657
無料ですのでふるってご参加を