Stanford MSx Program | @Stanford Sloan "Change lives. Change organizations. Change the world."

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2012年7月よりStanford Graduate School of Businessへ留学中です。組織、社会に変化を起こせる人間へ成長すべく奮闘する30代オヤジの1年間を綴りたいと思います。

現在私の在籍しているStanford Sloan Master's Programですが、Stanford MSx Programに名称変更することとなり、本日プレスされました。
正式名称は、Stanford Master of Science in Management for Experienced Leadersになります。

Stanford Sloan Master's Programは、MIT, London Business SchoolとあわせてSloan Programと呼ばれており、卒業生はSloan Fellowsと呼ばれています(詳しくはコチラ)。
Stanfordでは1957年から続いている伝統のあるプログラムです。

Sloan Programの位置づけはEMBAに近いのですが、通常のEMBAがパートタイムなのに対して、Sloan Programは各校ともフルタイムであるのが、大きな違いです。

ちなみに、Stanford GSBの中でのMBAとの違いは、以下のように説明されています。
                                     Sloan Program                    MBA
期間       フルタイム12ヶ月  フルタイム21ヶ月
生徒数(1学年) 80人        397人
外国人比率    63%        38%
就業経験     平均12年、最低8年 平均4年
学位       MS in Management   MBA

実際のところ、コア科目は基本的にスローンだけのクラスですが、半分くらいは選択科目となるため、MBAと一緒に授業を受けています。
個人的な感想としては、生徒が多様な実務経験を持っているため、クラスでの発言もなかなか含蓄のあるものが多い気がします。
若くて経験は浅いが頭のスパッと切れるMBAの学生とはまた少し違うところがあり、ミックスするとなかなかいい感じだと思います。


ところで、今回の名称変更の理由としては、以下の2点が挙げられております。
  プログラム期間の延長(10ヶ月→12ヶ月)
  私費学生の増加

特に、元々企業派遣100%で始まったプログラムが、現在では約70%が私費となっており、これにあわせて学生の関心も、 General Management から、シリコンバレーならではの Entrepreneurship 寄りになってきており、プログラムの中身自体も変革を求められているのだと思います。

今回の名称変更は、このプログラムを更にプロモートしていくためのポジティブなものであり、これを機に、LeadershipとInnovationに一層力を入れていくとのことです。

興味のある方は是非受験を検討して頂ければと思います。