Graduation Day! | @Stanford Sloan "Change lives. Change organizations. Change the world."

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2012年7月よりStanford Graduate School of Businessへ留学中です。組織、社会に変化を起こせる人間へ成長すべく奮闘する30代オヤジの1年間を綴りたいと思います。

昨日は、語学学校の卒業式でした。
たった1ヶ月でしたが、友達もできましたし、ボランティアなどの課外活動にも積極的に参加し、充実した一ヶ月でした。
いざ卒業となると感慨深いものがあります 

昨日のサンフランシスコは小雨で、寂しい気持ちを映しているかのようでした。



勉強に関して言えば、なかなかの成績を貰いました 
たった一ヶ月ではありましたが、Stanfordへの準備という当初の目的はある程度果たしたのではないかと思ってます。

 Writing
Punctuation、Conjunction/Transition、Articleなど、文法をかなり厳格に教えられました。
Essayを書く練習もしましたので、きっとStanfordでもレポート作成などで役立ってくれると期待してます。

 Speaking
とりあえず英語で話すことにはだいぶ慣れました。
周りの生徒は英語ネイティブではないですが、こちらから話す分には十分英語の練習になります(日本語を除く)。
また、授業ではプレゼンの機会が3回ほどあり、また授業中も質疑応答が多く、よい練習になりました。

 Listening
授業では、先生は当然英語で話しますし、英語の題材を用いたListening訓練も結構ありました(スピーチ、インタビュー、歌など、ネイティブ音声をそのまま聞き、内容を議論する感じでした)。
生徒との会話は、相手がネイティブではないのであまりListening練習にはならないと思いますが、色々な癖のある英語を聞く練習にはなったのではないかと思います。

 Reading
Readingの課題は思ったほど多くなかったですが、まあ英文に慣れる意味はあったと思います。
また、Skiming、Scanningの練習や、単語がわからなくてもContext Clueを使い読む練習などもやりましたので、ある程度効果はあったのではないでしょうか。
ただ、Stanfordでは、毎日膨大な量を読まなければいけないようなので、もっとスピードを上げて読めるよう、引き続き勉強が必要だと思ってます。



という訳で、各分野でそれなりに効果があったと信じてます。
ただ、一ヶ月程度で劇的に変化する訳はなく、相変わらずSpeakingとListeningが苦手という傾向は変わっておりませんので、引き続き訓練していきます。

また勉強よりも、1ヶ月前にきて米国に住むという点で大きな意味があったと思います。
米国での生活に多少慣れ、来た当初に比べ、色々な意味でストレスが減ってます。
もし授業開始の直前に来ていたら、精神衛生上、相当悪かった気がします。

色んな意味で、Stanfordの1ヶ月前に語学学校に来て正解でした。
この経験を、少しでもStanfordでの良いスタートに結びつけたいと思います。



最後になりますが、せっかくなのでお世話になった語学学校、ELS San Francisco-Downtown (ELS)の紹介をしたいと思います。

ELSはその名の通りサンフランシスコダウンタウンの中心にあり、Golden Gate University (GGU)の中に入っています。
BARTのMontgomery駅から歩いて2~3分と、非常に交通アクセスの良い立地です。
買い物にも非常に便利なところなので、お金を使いすぎないよう、注意が必要かもしれません。

GGUは都市型キャンパスで、ビルの中にある小さな大学です。
Undergraduateもありますが、基本的にGraduate Schoolが中心みたいです。




エントランスを入り、エレベーターで5階に上ると、ELSのオフィスがあります。
(初日はここまでたどり着けませんでした...)



ここは職員室の入り口。



授業はだいたい5階か4階の教室で行われてます。
これは比較的大きい方の部屋です。



授業によってクラスのメンバーは若干変わるのですが、私のクラスは、だいたい10~15人でした。



学食は無いのですが、6階に自動販売機コーナーがあります。
電子レンジもおいてあり、机が並んでいますので、ランチスペースになっています。




生徒数ははっきり分からないのですが、200人程度で、うち日本人は15~20名くらいだと思います。
日本人の数は時期により結構変動するようで、今はかなり比率が高い方みたいです。

私の見たところ、学生の国籍では中国が一番多く、その次が韓国、台湾、日本、次がブラジルとサウジアラビアあたりです(サウジアラビアは、国が学費と生活費を支給しており、留学生が多いようです)。
その他、トルコ、ロシア、カザフスタン、イランなど、色んな国籍の学生がいます。



プログラムは幾つかあるのですが、中心は、English for Academic Purposeという進学目的のプログラムです。

このプログラムの生徒はの年齢層がだいたい二分されており、(1)高校卒業後に渡米し、ELSからCollegeへ入学し、その後4年制への編入を狙っている人、(2)大学卒業後(あるいは社会人)に渡米し、ELSから大学院入学を狙っている人がいます。

(1)は18~19才、(2)は20代前半が中心で、私のような30代半ばというのはかなり少数派です(他にGeneral EnglishBusiness Englishというプログラムもあり、こちらには年上の人も多少います)。

ちなみにクラスは101~112の12段階になっています。
ELSには提携校が多数あり、ELSの卒業がTOEFLの代わりになる仕組みです。
109を卒業するとカレッジ、112を卒業すると大学や大学院へ入学できるようです。

私は今回LV111を終了し、Certificate of Attendanceを貰いました。
LV112を終了すると卒業証書が貰えるらしいですが、1ヶ月しかなかったので...
でも、何も貰えないかと思っていたので、うれしいサプライズでした。



ところで現在、日本人比率は10%くらいだと思いますが、これでもL.AあたりのELSに比べると低いみたいです。

サンフランシスコは非常にコンパクトで、便利な町で、外国人にもオープンな土地柄で、住みやすいと思います。

Japan Townもありますし、色々な国の食べ物があり、食に困ることもありません。

語学留学をお考えの方は、是非、選択肢に加えて頂ければと思います。