240216(金)昼

もやしそば。

最近店様々なのを知る。

ミンチ肉だったり、豚肉だったり。野菜をいろいろ入れるもの、もやし中心一本勝負など様々。

これがはっきり区分けされるのが神奈川県。

サンマーメンなるものがあり関東他都県のもやしそばの区分けが難解になる。

神奈川県のもやしそばは単なるもやしが多いだけ、という感がある。

 

そんな中これまた難解なもやしそばに出会う。

私の理想形でもある。

 

もやしそばライス750円/総額

  

あんかけが溶岩どろどろ。

最初のどろどろが最後にはきれいにスープに溶け込む。

この技は何なんだ?

オレにはできない。

 

ここは例によって木更津西口の森田屋本店。

この店のオヤジ只者ではない。飄々としていて実にすごいそばを作る。

おれ、こういうの最高にかっこいいと思う。

この親父さんの作った中華丼、広東麺、広東焼きそばはきっとうまいだろうなあ、とありもしないことを空想する。

これ以上のメニューは増強しない、というのもきっと味を守るためのサービスなんだろうなあ、と痛感。
オヤジさんの作る背中が見える。姿勢が見える。
こんなそば屋、定食屋めっきり減ったなあ。
江戸の小粋良さをなんとまあ木更津で感じたりしている今日この頃である。