220608(水)夜

タラちゃん。長寿番組「サザエさん」では愛くるしい孫役。憎めない純真なキャラが子供のころからもう40年。

いつまでも年を取らず変わらない平和な家庭の日々。そんなのに憧れを持つ自分がどこかにいるような気もする。

 

今日はタラの味噌漬け。

タラは淡白な魚。クセもない。だからアクセントをつけないとうまくない。

フィッシュ&チップスと揶揄される英国の国民食でもある。

よく中高生の頃「タラ・ニシン漁」「サケ・マス漁」なんて単語を聞いたような気がする。

ポルトガルでは今でも干しダラが国民食ただとか。バカリャウ、というらしい。
大航海時代の保存食の名残り、タラの塩漬け。

日本ではサラリーマン諸氏にギンダラの煮つけが人気だ。

ギンダラ。もっともこれは深海魚のようである。

ゆえにわたしゃいまだにギンダラと銀ムツの区別がよくつかんのである。

悩ましいのはどちらも焼き魚煮つけがうまいのだがどちらも似たような味がする。

うーん、オレは魚音痴なのだろうか?

どちらも深海魚で脂がのっててうまい、とそない思ぉてたらえーのんかなあ。まあ、むつかしく考えるのはやめよう。

 

「サメのように舞い、ハシビロコウのように半額にパクつく」これが私の狩りの手法。

あれ? どっかで聞いたようなセリフ。

尊敬するカシアス・クレイ、モハメッドアリは確か、

「蝶のように舞い、ハチのように刺す」だったような気がする。

まあ、影響は受けてるとしてこれでいいか? と思っている。 ←お前はあほか?……

 

なんの話やったっけ?

そや、タラの味噌漬けの話やった。

 

タラの味噌漬け

  

いやー、二日間も漬けっぱなしなので少し塩っ辛いかな。でもこのくらいのほうが酒のアテにはちょうどいい。

おろしをたっぷり添えてちょいと醤油。

安いタラがこんなにうまく食べられる。

味噌漬け万歳。

やめられまへんわ。