200815(土)朝

朝も早よからオッサンはひたすらチャリンコをこいでいた。

何となく家で飯を食う気になれないのだ。暑すぎるのだ。冷房が効かないのだ。ここは火星なのだ。

と言っても頼りの個人店はみんなお盆休み。

しゃーない。最近覚えた吉野家焼肉に行くか。

 

カルビ定食&塩だれで計1200円ちょっと

十一時から二時のランチタイムだとほぼ500円引きの698円になるというのに不器用やなあ、と我を呪う。

最近焼肉定食はこれでいいのでは? と思っている。

焼肉店に行けば三千円はかかる。牛角に行ってもそのくらいはかかる。

しかるにビンボー人が肉食う人々になりたい場合、これが最善の一手ではないかと。

ネギがいっぱいなのがうれしい。

東京では大衆食堂、中華に行っても焼肉定食は基本的に豚。豚が嫌いではないが肉は牛、の関西文化の出身の私はうどん、そば以上に東京の焼肉定食は違和感がぬぐい切れない。関西では焼肉定食と言えばどれだけ粗末でも牛。

 

だから吉野家のこのメニューは買える。

 

薄切りながらやや厚めの牛肉。アメリカンビーフだろう。狂牛病もどっか行ったみたいだしもういいかな? しかしアメリカの農業、畜産業は中国同様信用できないのは確か。日本は審査基準が厳しい。ああビンボー人はこうして体に悪いかもしれないものを食って生きていくしかないのね、なんて思いながら……。

 

吉野家の焼肉定食。ちゃんとコチュジャンもくれるし最近の私のお気に入り。

吉野家さんこれを機に焼き肉屋に少しずつ変身した来夏下でやんすか、と生意気なことを思ったりした。