200724(金・祝)朝

昨日休日出勤だったので皆さんより一日遅れの三連休。連日仕事で憔悴しきっているのでこの日は一日中寝て静養しようと思っていた。ところがジジィーとは悲しいもので朝五時に目が覚める。洗濯したいが近所迷惑だし、一杯始めてしまった。八時頃にはすっかり出来上がりこれではいかんとばかりかねてからの構想だった銚子にすしを食べに行こう。海を見に行こう、と発作的に思い出したかねてからの構想を実現することにした。

思い立ったが吉日。すぐさま行動に移すのがコバケン君。ニワトリ&イノシシ型直情傾向なのかしらん? 寅年なんだけど……。

いつもの通勤路の郵便ポストがまぶしく見える。なぜだろう?

万葉軒。地元千葉に根を張る駅弁屋さん。その本社工場が東千葉駅のすぐ横にある。

ところがここでの販売が中止になるという。悲しい限りだ。

レジで店員のおばさんと話しているとなんでもコロナの影響で各地でイベントが中止。例年通り注文が取れず困っているようでいずれはこの工場も生産停止になるということらしい。ということは潰れちゃうということ?

悲しい。ここの弁当を買って「今日は内房にするかなあ、それとも外房? いやいや銚子方面」と気まぐれな旅行を楽しんでいる人の話をSNSで聞いて私も時々やってみようと思っていた矢先の出来事。

私たち庶民は店を閉める8/16まで一つでも多くここの弁当を買ってあげること。そのくらいしかできないのがなんとも悔しい。

ここのとんカツ弁当はなんと500円。まあご飯の上にとんかつが乗っているのでソースかつ丼みたいなものと思えばよい。これがうまい。ソースがご飯に染みてとてもとてもうまいのだ。この分だと幕の内弁当もうまいだろうなあ、なんて思い、前回草野球で上京する際に幕の内弁当を狙っていたのだがあいにく売り切れ。今日はリベンジである。

 

幕の内弁当1080円

ジャーン♪

肉団子がうまい。鮭がまろやか。きんぴらは日本の家庭の味、欠かせない。自慢のとんかつがミニサイズで入っているのもうれしい。

横浜崎陽軒のシュウマイ弁当と双璧と言っても過言ではないのではないか。

お茶もしっかり用意。本当はビールというところだが朝っぱらから結構飲んだので体が「いらん」と言っていた。

実は銚子までの総武本線は四両編成が基本。一号車と四号車がクロスシート。あいにく席は埋まっている。佐倉を越して成東になると空くだろうと思ったがそれもダメ。

仕方がないのでロングシートの隅っこで食べ始める。もう九時半お腹が許してくれなかった。

車窓はこう。

途中こんな駅を通過。

地元の方には申し訳ないがわたしには「やっちまった」と読めてしまう。

日頃からドジな人生を歩んでいるからだろうか?

そー言えば昔椎名誠さんのエッセイで東京の三鷹の駅のひらがなの表記が「みたか」。寝過ごしたときなど「どうだみたか、ざまーみろ」と言われているような気がしたという。そんなことを思い出していた。

 

銚子への旅は続く……。