191216(月)昼2
京都ラーメンを堪能しテクテクと千葉東税務署に向かう。
とすごいものを見つけた。
たっ、たこ焼きや!!
しかも流行りの銀だこではない。
たこ焼き大六個350円
東京のたこ焼きは高い。平気で500円以上取る。そんでもってソースに工夫がない。ソースとだしが命やのに。
それ以外はみんな今や銀だこが席巻している。
関西人としては悲嘆にくれる日々が続いていた。
このヴォリューム。値段は関西でも十分通用する。ソースのうまさは関西レベルに近く凝っていて、甘さがありうまい。
関東で久々に納得のいくいいたこ焼きに巡り合えた。数十分前にラーメン食ったばかりなのに。思わず手が出てしまった。悲しき関西人の性か?
まつり屋。大阪のチェーン店と思いきや?
ネットで調べたがチェーン店ではないみたい。
気風のいい四十代の兄さんがひっきりなしにくるお客と大声でコミュニケーションを取りながら焼いているのも気に入った。
「マヨネーズどうします?」
「多めに」
「止めてなあ、オレのマヨネーズ『ストップ』って言わんと止まらへんねん」
「そんなことしてたら赤字やん」
千葉県の若きカップルは大阪のしゃれがわかるようだ。その後ひっきりなしに客が来る。初老の夫婦もやってきた。パチンコ屋から休憩に若いカップルが出てきた。「今空っけつなんで四分くらい待ってもらえますか?」。
次の客には「五六分待ってもらえますか?」。
「アレ? 増えとるやんけ???」と苦笑。
客も慣れているのか、「ほなちょっと寄ってから来ます。頼んます」と言って店をいったん去る。
いいキャッチボールをしている店だなあ、と思った。
なんか大阪におるみたい。
東千葉パチンコ屋のアミューズの前。総武本線に沿った大通り沿い。
東千葉は人がいない。マーケットから外れた田舎。だから銀だこなんてない。そういう隙間にこういういい店があるというのはなんだかいいことのような気がしてきた。