191009(水)昼

ネットでもやしラーメンの特集を見ていたらなんだかモーレツに食いたくなってきた。単純な男やなあ。満を持して職場の近所東京は御茶ノ水の大衆中華の殿堂やまだへ。

12時少し前だからそろそろここのエアポケットの時間帯と思いきや数人並んでいる。ここは店が狭く相席必至。並んでいるときは落ち着いて食べることはできない。

しゃーないなあ。最近開店した煮干し背脂ラーメンイッチョ行ったるか?

最近はあまりこれ系には大きくは期待してない。

ところが……。

 

にぼ助ラーメン・中800円……次回からは大でイケそう

最初はノーマルで攻めることにした。私は最初に行った店ではできるだけシンプルな料理、またはその店の一押しを頼むように心がけている。その方が店主の心意気がわかるような気がするからだ。

スープを一口すする。

これで調味料を決めようと思った。

 

酢、こしょう、七味。これもまたフルーツなんちゃら、なんちゃら七味とこだわりがすごい。

ここいらが若い女の子のハートを掴んでいる一因だと思う。

麺は並、中、大とあるようでいずれもサービス。これはつけ麺も同じのようだ。

しかし中といえども普通のラーメン屋とそん色ない量。次回は大で行こうかなあ?

これは買える。大食いの男子は歓迎だろう。

 

麺は中太麺。脂っこい背脂麺に合うように綿密に計算されている。

といいつつも見た目ほどの脂っこさは感じられない。しょうがが入っていたり八王子ラーメンのように細かく刻んだ玉ねぎが中和してくれるのだ。

 

チャーシューはバラ肉と肩肉の二枚。この凝りようがこの店の売りなのだろう。

ライスが欲しくなる。うまい証拠かもしれない。

 

結構入っている。客が入っている。12時になるとあふれ出した。

30名弱のカウンターとテーブルはいっぱい。

ジャパニーズ好きとみられる白人男性とその友人も。

 

若きOLとオッサンと外国人が共生している店。

店内はまるで天ぷら屋のような木目づくりで落ち着いた雰囲気。

 

個人的には高いなあと思いつつもここの大盛りを食らう男子。細かい芸を楽しむ女子。日本味を求める外国人が共存している店。これが日本が今世界に誇るラーメンの姿なのかもしれない。

いい店じゃあ、あーりませんか、と昔の吉本新喜劇のチャーリー浜のセリフを思い出した昔々のおっさんの話にお付き合いいただきありがとうございました。