190919(木)昼

沖縄そば。初めて食ったのはいつだろう。土佐の学生時代は存在すら知らなかったからやはり社会人になってからかなあ。

どこで食べたのかも覚えていない。しかしその印象は鮮烈であった。中華麺とうどんのあいのこのような麺。「なんじゃこりゃー」という印象だがこれがまたうまい。

スープは衝撃的であった。大阪のきつねうどんのだしのように昆布がふんだんに効いている。しかし塩味。ラーメンっぽさもある。

なにもかもが日中の文化をない交ぜにした味。両国に搾取され続けた琉球王国の歴史そのものを物語っているように思う。

東京は神田小川町。以前からあった沖縄料理屋がリニューアルし評判のようなので行ってみた。

 

ソーキそば780円

ちと高いかなあ。沖縄だと立ち食いソバ感覚で400円代で食べられるのを知ったのはかれこれもう20年前になるのか?

スープがうまい。麺もうまい。リニューアル前より格段にうまい。

 

しかしソーキが骨付きでないのと少し量が少ないような気がするがなあ。

ご飯も欲しくなるが今日はいまいち食欲なしなのでパス。

コーレグース。こいつがたまらない。うどんに七味。ラーメンにコショウ。沖縄そばにはコーレグース。

沖縄は厚い。日本のそば、朝鮮の冷麺のようにそば粉は生育できないんだろうね。だからこんな麺になったのだね。きっと。

コップはもちオリオンビール。沖縄色が徹底している。

  

店の名はぐしけん。

あの名ボクサー具志堅用高さんからとったのだろうか。

少し高いけどうまい。

隣では同じ職場と思われるおばさんとお姉さん三人が仲良くおしゃべりをしながら楽しそうに食べていた。

今度は角煮丼、行ってみっかなあ?