すわ、昼飯。
食いたいものが浮かばない。
不調の兆し。
こんなときは神保町をぶーらぶら。
あっ、ありました、隊長!!
ごっ、ごしゃくえん、酢豚。
情けないかな声が裏返る。
店の名は台南担仔麺。
最近原価率を考えるようになった。
ラーメン屋はおおよそ30%聞く。
しからばおいらはこれを150円で作れるか?
答えはノー。
負けちょる。
しからば得、と相成る訳。
巨大な肉塊が五個。
数えている自分が浅ましい。
酢豚は我輩の得意料理ではあるが手間がかかるのでなかなかやらない。
が、しかし、しょうゆ味が薄いのが不満。
オイラはしょうゆ味、の酢豚が好きなのだ。
おいおい、500円で文句言ったら罰が当たりまっせぇー、オッサン!!
そうだね、と自問自答。
この店のスタンプがもう直十個。
これで一食タダになる。
台湾人の人の良さにつけ込む「やな」日本人、のような気がしてきた。
正直この店オススメです。
「やな」? 日本人は紹興酒半額デーの月曜日夜をひそかに狙っている。
ぎっくり腰は依然曇り空。
断裁の本をいい気になって搬出するのを手伝ったのがよくなかったようだ。
左腰がミリミリミリ。
帰宅の足に暗い影を落とす。
帰り。
道路にて。
ハト君気持ちよさそうにひなたぼっこ。
おっと邪魔してはいけない。
宅急便のお姉さんも避けて通る。
おいらも遠くから撮る。ゆえに画像悪し。
これが神保町の流儀。
おーい、ハト君暖かいかい。
車が来たらどくんだよ。