げに酔っ払いは恐ろしい。
今日の夜はマカロニグラタンで勝負し、昼間カレー、夜クリームシチュー系。シチュー白黒連係プレーでしめくくるつもりでいた。
で、冷蔵庫を開けた。
なっ、ない。
鶏肉がない。羽根つけて、足つけて、どうやら脱走したようだ。
おぼろげながら、わがスイカ頭の昨日の細い細い記憶をたどってみる。
そう、焼き豆腐に失敗し、半ばヤケ気味に、焼き鳥を作り出した。そこまでは記憶は定かである。
最初三本の予定が、あまりにうまかったので、その後、例によって図に乗り、全部焼いちまったような気がする。
7,8本食ったような……。
ぼぉあぁーーーん、と突如ここからモヤがかかる。
で予定変更、豚肉と白菜が余りつつある。
この状況では中華丼方面に行く一手である。
中華丼フェチの私である。
年末も結構食っている。
何か一つ変化球がほしかった。
で、発作的にカタ焼きそばに至るのである。
中華めん揚げるだけでいいの? と少し疑問に思ったので検索。
※なんとスーパー西友のサイトが役に立った。
http://www.ssv.co.jp/eigyo/dinner/0309dinner_set/re030910.html
いいんです!
そう、途中三、四分、不安があった。
本当にカリッとするのか、なんだかふにゃふにゃだぞ、油吸ってるだけでは……?
麺がずっと泳ぎよーる♪。
なぜか、「よさこい♪、よさこい♪」となぜか高知のよさこい音頭が流れていった……。
高知の漁師のオンちゃんの養殖?? みたいに失敗すんのやだなあ。
しかし杞憂に過ぎなかった。
うまくいった。
チキンラーメンのように、かカリッと揚がった。
ここからしばし寄り道。
待てよ、インスタントラーメンはノンフライ製法などという言葉があるが、つまり基本的にはこうしう作り方してるのね。
と言うことは
インスタントラーメンを少しゆでといて、フライパンで焼いて焦げ目つけてもできるのでは?
と、ゆー気もした。これは今度挑戦してみよう!
さてさて、元へ帰ろう。
できたカタ焼きそばに八宝菜のあんかけ。
もう、辛抱たまらん状態である。
パリっとしてうまい。
これに半ライスは定跡中の定跡。
すっかりカタ焼きそばアリ地獄にはまってしまった。
そして、脳裏には神田小川町の丸林楼の焼きそばを浮かんできた。
ここのは甘辛くって絶妙。醤油たっぷり。
柔らか五目焼きそば。
しかし今日は、丸林楼に並んだか、などと一人悦に入っている。
※丸林楼 ここは安くて絶品です。
http://amasan.livedoor.biz/archives/50191121.html#trackback「あまおじさんのラーメン紀行」より……中国人経営、HPはないようだ。例によってのんびりしている。
あーー、今日も飲んじまいそう。
そーいえば、カタ焼きそばは、口があれとる人にはゴーモンだよなあ、
うんうん、この冬は風邪ひかんくてよかった、とわが健康を祝福しながら、
なはははは、と今日はせんだみつお氏のように上機嫌なナハハ仮面であった。