先日、大人のベースの生徒さんは、仕事の愚痴を一切言わないといいましたが、
子供の生徒さんは、学校や家でなにかあると、すぐに悩みを打ち明けてくれます。
子供たちは、いろんなことを悩んでいたりしますね!
ある子は、学校の先生が、生徒間の問題に自分の意見をほぼ聞かず、一方的に怒られた。
部活の部員が上手くまとまらなくて、たのしくない。
とか、いろいろ問題が起こっています。
子供たちに、本当に自分に悪ところはないか、相手の立場になっても、同じことが言えるかをすこしずつ確認しながら、
子供たちに考えてもらうようにしています。
だれでも、自分が傷ついたときは、相手のほうを悪いと思ってしまいがちですよね。
今回、先生の問題では、
先生がちゃんと聞いてくれるような態度で接したか?自分は悪くないと主張ばかりしていなかったか?
と、考えてもらったら、
自分にも非があり、相手を傷つけていたことに気づいてくれました。
それに気づいていないから先生は起こったと思うが、
先生も何に怒ったか説明できてないのは、よくないよねって伝えたら、
なんかいいことと、悪いことがはっきりして、スッキリしましたっていってくれました。
部活の件は、
もし、自分が部長だったらみんなにどうしてほしい?
自分と同じくらい、みんながまとまるように1人1人助けあってほしいよね!?
みんな、人のせいにしていないかな?
自分が率先して助けあおうとしてる?
人のせいにして、部長ががんばればいいと思っていました。
相手の気持ち、自分の行動を見直してみると、ちゃんとやれてないのに、不満ばかりいってました。
明日から、よくなるように、自分から率先してがんばります。
と、やる気をみせて、レッスンの残りの時間は、いつもより集中して、演奏していました。
28才から専門学校で教えだし、ベースコース、アンサンブルだけでなく、カウンセリングも任されていたので、かなり早くから悩み相談を受けていました。
人と付き合っていくことは、本当に大変ですもんねw
でも、子供たちには、人と一緒にいるから楽しいことが増え、さらに倍に面白いことが起きると思ってほしいです。
ぼくは、必ず中立の立場ではなしを聞くように心がけしています。
自分の生徒さんだから、なんでもかんでも共感してはいけないと思います。
ぼく自身も、大人が楽しくなるやり方を教えていかなきゃねと子供たちから考えさせられています。
子供たちには、ときに親、兄弟の言うこと聞きたくない時期もあるから、こういう身内からはなれた立場の相談相手は、必要だと思います。
これからも、話しやすい先生でいれるように、がんばります!