平成25年 年頭所感
平成25年の幕開けです。
皆様にとって良い一年となることを祈念申し上げます。
毎年、新年を迎えると、心機一転、清々しい気持ちになりますが、我が国を取り巻く内外の環境は依然として厳しい状況が続いています。
被災地の復旧・復興については、スピードが十分であるとは言えません。
東北地方の方々が、被災後、2度目となる年越えをなされる中で、政治のリソースを、東北地方の復興に最大限傾注していくことが不可欠です。
また、東北地方以外でも、私の選挙区の習志野市などでは、液状化による被害から十分に立ち直っているとは言えない状況の中で、数年以内に首都直下型の巨大地震が生じる可能性が指摘されています。もはや「想定外」という言葉を使うことは許されません。尊い命を守り抜くために、政治の真価を発揮しなければなりません。
そして、景気。
昨年第3四半期の経済成長率は年率換算でマイナス3.5%に落ち込みました。
私の地元でも、中小零細企業は苦しい経営を強いられておりますし、サラリーマンの方々も給与が伸び悩む中で消費を抑制されている方々が多いように見受けられます。
国会議員として初めて迎える新年にあたり、我が国の経済を再建させるために汗をかいてまいります。
日銀に金融緩和を促すのは間違いではないと思いますが、それだけでデフレから脱却できるわけではありません。金融政策に加え、財政政策、成長戦略の三本の矢を同時に放つことが求められています。
欧州でユーロ危機が最悪期を脱したとの見方が広まり、年末のギリギリまで米議会で攻防が続いた、いわゆる「財政の崖」が回避される見通しとなる中で、我が国自身が世界に対して説得力ある財政政策と成長戦略とを示すことができなければ、これまで相対的に安全とされてきた日本市場から資金が海外へと逃避していくでしょう。
そうなれば、長期金利の高騰、国の利払い費の膨張、物価の上昇などが生じ、足元で改善の兆しが見られている我が国経済、そして、既に限界に達しつつある我が国財政にも大きな悪影響が及びかねません。
そうなる前に、世界と勝負する体力のある企業に対しては、その持てる力を最大限発揮できる環境を整えなければなりません。また、地域の社会や経済を支える中小零細企業に対しては、仕事を創出し、資金を回していく仕組みを導入して、雇用を支えていく政策をスピード感を持って打ち出すことが求められています。
外交面について申し上げれば、昨年は我が国のみならず、ロシア、フランス、中国、韓国で指導者が交代しました。同盟国アメリカでも大統領選が行われ、近々オバマ政権における主要閣僚やホワイトハウス主要高官の顔ぶれが変わることが予想されます。
主要国の新体制が本格的な活動を開始する本年は、今後数年間における国際社会での我が国の存在感を高めていく上で非常に重要な年になることは間違いありません。
隣国による領海・領空侵犯やミサイル発射など東アジア情勢が流動化する中で、国民の生命と財産、そして国家の主権を守り抜くために必要な法整備等が喫緊の課題です。
また、我が国の富を最大限生み出していくために、死守せねばならない国益をきちんと守りながらも、自由貿易体制の下で積極的に勝負していく体制も整備しなければなりません。
こうした課題が山積する中で、我が国の政治に求められているのは、政官民の総力を結集し、危機を突破していくために、リーダーシップを発揮することです。
特に、今年は「巳年」。
蛇は、古い皮からの脱皮を繰り返しながら大きくなります。
歴史や伝統をしっかりと継承しながらも、時代の要請に合わなくなった制度を脱し、新たな枠組みの構築に挑戦する年にしたいですね。
新人ではありますが、新人だからこそ、既得権益とのしがらみや永田町内のミクロの政局に囚われることなく、国益に適う政策を打ち出していけるよう、365日間、一所懸命汗をかく一年にしてまいります。
平成25年元旦
衆議院議員 小林鷹之
(なお、公職選挙法第147条の2の規定により、政治家が年賀状等を出すことは禁じられております。ご理解賜りますようお願い申し上げます。)
スタートライン
こんにちは。
小林鷹之です。
総選挙の投開票から約1週間が経過しようとしております。
投開票日の翌朝から、引き続き駅頭に立たせて頂いておりますが、多くの方から、「頑張れ!」との多くのお声掛けをいただきます。
そのような中で授与された当選証書は、今まで手にした紙の中で、最も重い紙のように感じました。
ところで、当確速報の直後にメディアの方々から問われました。
「今回の自民党への追い風をどう受け止めてますか?」
私は、
「自民党には逆風はあっても、追い風は全く感じませんでした。若い力で、新しい自民党を創る原動力になりたいです。」
と答えさせていただきました。
選挙期間中に応援に駆け付けて下さった小泉進次郎青年局長も仰っておりました。
今、政治に必要なのは、「風」ではありません。
風が吹こうが吹くまいが、志を高く掲げ、高みを目指して自分の力で羽ばたいていける「翼」が必要とされています。
私に思いを託して下さった100,551人の方の存在。
そして、
私自身の力不足で、まだ思いを託して頂けていない大多数の方々の存在。
1人でも多くの方々の思いを乗せられる翼になれるように、これからも地道に精進を重ねてまいります。
※公職選挙法第178条の規定により、当選期日後の挨拶行為は制限されております。お礼を申し上げられないことにつきまして、ご理解賜りますよう何卒お願い申し上げます。
決意
11年間勤めた職場を退職し、政治活動を開始してから2年8か月が経過しました。
外交官として米国ワシントンに赴任した際に感じた、世界における日本の存在感の著しい低下。
「日本には未来が感じられない」
「Japan Nothing(存在感ゼロ)」
多くの海外の友人から言われた言葉の数々。
無茶苦茶悔しかった。
そして、政権交代の前も後も変わらない内向きの政局ありきの日本の政治。
無茶苦茶歯がゆかった。
(ふざけるな・・・)
憤りと焦燥感に突き動かされるように、政権交代直後のどん底状態の自民党の門を叩いたあの日、谷垣総裁から言われた言葉。
「今の自民党からやるのか?お前、本気か?」
折しも、父親になろうとしている時でした。
高揚感と同時に込み上げてくる不安。
政治に挑戦することが、生まれてくる小さな命に対して何を意味するのか。
安定した職場を捨てれば無職になる。
無職になって挑戦しても結果が出るかは分からない。
悩まなかったと言えば嘘になります。
それでも、挑戦を決意したのは、生まれてくる娘の存在でした。
選挙の前にだけ聞こえの良いことを連呼する、場当たり的で迎合的な政治が続いていたら、娘と同じ世代の子供たちは、日本人として生まれてきたことに誇りや自信を持てるだろうか・・・
どうしてもそうは思えませんでした。
今回の挑戦は小さな娘を抱える父親としての挑戦です。
私は、日本に活力を取り戻したい。
特に、私よりも若い世代、そして子供たちが将来に対して希望を抱けるように、日本に秘められた「可能性に挑戦する政治」を実現していきたい。
日本人の底力、日本企業の底力を最大限に引き出す環境を作り、世界と堂々と勝負できる国家にしたい。
失敗する確率を恐れるのではなく、可能性に賭ける挑戦型の社会を構築したい。
現実から目を背ける現実逃避型の政治ではなく、現実を乗り越える際に伴う痛みを補って余りある未来の姿を示せる政治を実現したい。
次世代への責任は必ず果たします。
責められるべきは今の民主党政権だけではありません。
自民党の政権下でも、選挙の前になれば、与野党こぞって聞こえの良いことを連呼してきたし、そうした政治を、私を含めた有権者が一定程度容認してきた責任がある。
だからこそ、政治を変える責任も私たち自身にある。
衆議院議員は「代議士」と呼ばれます。
誰かの代わりに議論をし、誰かの声を代弁するからです。
その声は、既得権益を享受している一部の人たちの声ではありません。
それは、有権者である私たちの声。
でも、それだけでもありません。
今問題となっている財政にしても年金にしても、ゆくゆくは今の子供たちの身に直接降りかかってくる問題。
でも、子供たちは投票権を持たず、自らの将来に対し声を発することすら許されていない。
だからこそ、その声なき声を代弁する。
それが、私、小林鷹之にとっての「代議士」の意味。
次世代の声を黙殺する、極めて無責任な迎合政治とは徹底的に戦います。
耳障りなことも口にするかもしれないし、
結果として、人に嫌われるかもしれないけれど、
子供たちに将来誇りに思ってもらえるような行動をとる。
それが私の信念です。
最後に。
従来、政治家に必要とされてきた、
地盤も、知名度も、資金もない、
私、小林鷹之がここまで政治活動を続けて来られたのは、
多くの皆様のお支えがあったお蔭だと認識しています。
そのことに心から感謝しつつ、自らの思いを徹底的に、堂々と訴えてまいります。
公職選挙法の規定により、明日からはHPやブログを更新することはできなくなります。
1人の100歩は社会を変えられないかもしれないけれど、
多くの方々と共に踏み出す1歩は必ず社会を変えられる。
未来を拓きます。
絆を力に。
自民党千葉2区支部長
小林鷹之