日本の風習の一つで
物事が無事に終わったことを祝って
その関係者が掛け声とともにリズムを合わせて打つ手拍子。
手打ちともいう。
祭りや冠婚葬祭などの式典
商談や株主総会などの終わりに行われる。
「手打ちによって締める」が語源である。
拍数の「3回・3回・3回・1回」は3回の拍が3回で九になり
もう1回手を打つと九に点が打たれて「丸」になり
「丸く納まる」の意味になるからとも言われている。
また、はじめと間に「イヨー」「ヨッ」「もう一丁」などと掛け声をかけ
最後に拍手する。
「イヨー」は「祝おう」が転じたものとされる
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◆一本締め
3回・3回・3回・1回手を打つ。
1.「お手を拝借」
2.「イヨーオ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
3.「ありがとうございました」パチパチパチ…(拍手)
◆三本締め
一本締めを3回行う。
1.「お手を拝借」
2.「イヨーオ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
3.「イヨー」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
4.「もう一丁」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン
5.「ありがとうございました」パチパチパチ…(拍手)
◆一丁締め
一本締めの変形として1回だけ手を打つ一丁締め。
これは「一本締め」と混同されるが、一丁締めは略式の手締めである。
関東一本締めと呼ぶ人もいるが手締めの「一丁締め」を知らず
混同している方が多い。
また、俗に「チョン締め」とも言う場合がある。
1.「お手を拝借」
2.「イヨーオ」 タン
3.「ありがとうございました」パチパチパチ…(拍手)
◆一つ目上がり
打ち鳴らす指の本数を増やしながら一本締めを5回行う。
はじめは人差し指、中指、薬指、小指、親指(掌)と指を足しながら
音が大きくなっていくのを愉しむ。
末広がりで縁起が良いとされる。「上り(のぼり)締め」とも。
1.「お手を拝借」
2.「イヨーオ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン(人差し指のみで)
3.「ハイッ」「ヨッ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン(2本指で)
4.「ハイッ」「ヨッ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン(3本指で)
5.「ハイッ」「ヨッ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン(4本指で)
6.「ハイッ」「ヨッ」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン(手全体で)
7.「ありがとうございました」パチパチパチ…(拍手)
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では、3本締め、1本締め、1丁締めの違いは何でしょうか?
◆「三本締め」の場合、一本目は主催者に、二本目は来賓・来客に
三本目はこの行事そのものに対する意味をもっているそうです。
(三本目は「その場に参加できなかった人に向けて」とも言われています。)
◆「一本締め」は、三本だと長いから省略した形です。
◆「一丁締め」は、正式な「締め」ではありません。
仲間うちの飲み会などで周りに迷惑をかけないように
静かに指だけで「よぉ~、ポン」と締めるのに使われます。
フォーマルの集まりでは使わないようにしましょう。
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「一本締め」というと「一丁締め」と勘違いしてしまったりする人もいるので
音頭をとる人は、一本締めの場合
「それでは皆さんお手を拝借。
サン・サン・ヨンの手拍子、一回の一本締めでお願いします」
あるいは
「それでは皆さんお手を拝借。
一回ポンの一丁締めでお願いします」
というとわかりやすいと思います。
「終わり良ければ全て良し」です!
ビシッと気持ちよく締めましょう。
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Y(>_<、)Y むずかしいですね。
今回はコピペが9割ですが
自分的には
◆三本締め
大きな事をやりとげた時
◆一本締め
とりあえず1段楽ついた時
◆一丁締め
話がまとまって具体的な行動に移す時
そんなイメージがありますが
皆様 いかがでしょうか?
ご意見があれば
お聞かせください。(・ω・)/
でも「一つ目あがり」は知らなかったな
おもしろそうだから
今度、ためしにやってみましょう。
今回は長くなりましたが
このへんで
一丁締めにて締めさせていただきます。
お手を拝借
イヨー ポン!
