刺毛-シモウ-終わりまして、その6、追記アリ | コバニャシのひとGUCCIメモ~中村真知子ブログにゃ

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名前はコバニャシ。猫にゃ。生まれた時、雄雌わからず適当にコバヤシって名前つけられたの。でも飼い主は小林さんじゃなく、世の小林さんもいいメイワクよ。飼い主はただのカプチーノ好きの女。ぷっ。なんだか女優とかいうことやってるらしいわ。わたしのが女優っぽいけどね。

キャストさんの最後を飾りますのは、個人的に特別な存在となりますこのお二人。

 
 
この物語の主人公であり、コテージにやってきた人たちを少しずつ壊して行く陽一さん役の加藤靖久さん
中村真知子

そして、写真ブレちゃったけど
マチ子扮する遼子さんの相手役・レオくん役の石井由多加さん
中村真知子

 
 
お稽古前半ごろの加藤くん↓
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加藤くんとは、彼の劇団AND ENDLESSさんに何度か客演させていただいており、かつては三角関係?の相手役までさせていただいたことがございまして。
まぁーーー、ほんっっっと、古いおつきあいなんです。
 
お互いのことを長年見てきて、一緒にお芝居創りもして、良くも悪くも理解しあってしまってる点も多くあり。
なんなら思ったことを隠すことなく言い合えるくらいに、遠慮なく尊重し合える…と?私は勝手に思っており。
 
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そんな加藤くん。
この刺毛という作品に、陽一という役に、まさに全身全霊で挑んでおられますた。
おかげで、お芝居の舞台の上で少なくとも私は見たことのない加藤くんの、柔らかい表情だったり、そんな喋り方したことあったっけ?って一面をたくさん発見いたしました。
(普段にしか見えなくて、舞台上ではあんま見たことない部分)
 
異様な存在感を放つ必要と、いかに普通にとんでもないこと言う人であるかというギャップと、に苦悩しながら、そして。
何より最後まで、この役を、この芝居の、目指すべき到達点を、模索して、足掻き続けていました。
もちろん作・演出の穂科さんと共に。
 
その足掻きは、まさに陽一さんそのものであったかのように。
 
自分の人間性を少しずつ崩しながら、壊れながらチャレンジしておられました。
 
 
ほとんど絡みのない中で、本当に最後の方に一箇所だけ、目を合わせる場面がありますが、その彼の異様さに、ゾワッとして、密かに役者燃えしておりました。
「もっとゾワッとさせてーーー!かちょーー!!あたしいい顔すんぜーー!!」
と、心の中で思いながら(*´ω`*)
 
 
この陽一さんという役が、「刺毛」という作品が、穂科さんとの出会いが、彼の役者人生にとって大切な一コマになっていることをひたすらに願うばかりです。
 
↓お稽古後半ごろの、ふにゃふにゃ発揮し始めた加藤くんw
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たぶんただでさえ痩せ型なのに、筋肉までも落として、かなりほっそりふにゃふにゃになってしまった模様の加藤くん。
しばらくそのままでいるのも面白いかもですね(*´ω`*)
 
(追記)そんな弱みすらも惜しげも無く晒して、裸ん坊で挑もうとする加藤くんの姿勢に刺激を受けた人は多いのではないでしょうかしらん(*´ω`*)
 
 
そして、そして。
マチ子の弟分俳優がまた1人増えました。
大っっっっ好きな石井由多加くん!!
 
↓左、ユタカくん。右、オトメくん。
中村真知子blog
あー、可愛い(*´ω`*)w
素敵な相手役さんでいてくださったことと、大好きな弟分として、絶賛褒めます。
褒めちぎります(o^^o)
なぜなら褒めたい気持ちが止まらないからw
 
 
本当にもろもろごちそうさまでした。
ユタカくんは、本当にいい男でございます。身を以て知りました。
ユタカくんがユタカくんという人で良かったと心から。
神様ありがとう。穂科さん、ありがとう。
生きててよかった(*´ω`*)
 
 
真知子の年下イケメン好きは、知る人ぞ知るお墨付きなのですが、「骨」とか「ガッツ」とか「センス」のないイケメンくんには何とも思いません。これっぽちも何も感じません。
 
この方は、ポーカーフェイスを保ち、飄々としていながら、内に秘める滾るものを、いつも燃えたたせておられ、久しぶりに「骨とガッツとセンスのある」俳優さんに会えたなぁ、と思いました。
ガッツとかも、もちろんぜんぜん表面には見せないのです。まっっっったく。
 
でも稽古場や舞台裏で座り込み、集中している時の、物語にすぅっと入り込んでる時の彼は、とてもマチ子大好物な集中の仕方をなさる俳優さまであり。
とてもとても魅力的であります。
 
 
そして、唐突に、飛ぶw
中村真知子
 
独特の発想力と、相手役を最大限にアシストできるセンス。
その上で自分は「こうしたい」「こう思ってる」を発言できて体現せんとする俳優さま。
自身の役をつくづく考え、大切にできる愛おしさ。
ひょうきんな面と、賢い面とが混在し、自身の表現したいことを、はっきりと提示してくれる。
ハッとする演技を魅せてくれる。
そして、何より男の人らしい無骨な色気が彼にはあって。
 
 
彼が魅力的であればあるほど、マチ子は単純なので力が入ります。
素直に役の遼子さんの気持ちがわかります。
 
穂科さんもこだわってくださったとある場面では、2人の役の関係の生々しさが伝わるように慎重に繊細に感じながら、突っ走って転んだりしながら、ユタカくん相手でなければできなかったであろうギリギリの生な感情にどこまでたどり着けるか、ってなことなんかを若輩ながら目指してみました。
 
そんな勝手な高み目指してるつもりなおばちゃんの欲望にも、しっかりと難なく食らいついてくださったユタカくん。
 
(追記)そうそう。彼は、スイッチのオンオフがしっかりあって、おそらく半オフモードでも、ハイスコア叩き出すタイプなのです。
しかし、半オフの時は、とても目の奥が冷静。
そんな彼の目の奥が光る瞬間のオンモードを見たさに、マチ子、あの手この手ですわよ(*´ω`*)
だってその方が色っぽいんだもの。
ふっふっふ。
 
なんともはや今後とも楽しみな俳優様であります。
 
 
………ええ。マチ子さま。才能とセンスのある俳優さんが…女優さんもですが、大好きです。
 
 
ましてや相手役なことをいい事に、職権乱用いたしましたっ( ̄^ ̄)ゞ
中村真知子
女性共演者からも羨ましいコールをたくさんいただきました。ええ、すみません。
もう冥土の土産として持ち帰るので許してください。
中村真知子
 
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ぷはー。満足www
 
 
→お次は、スタッフさまと、たくさんの応援差し入れ、お客様についてー(*´ω`*)