感動の肉と米。美味しい赤身肉でタンパク質を。 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
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珍しく、グルメ・リポート。本日は、奥地、青葉台駅徒歩1分のステーキ専門、【感動の肉と米】。

本郷辺りだと、暗くてコミュニケーション能力ゼロのバイト君が散見されるが、この奥地のまた奥には日体大があるため、界隈の店舗のバイト君は彼ら彼女らが担い、皆明るく、動きが良い。やはりスポーツはヒトを健やかに育て、詰込み受験勉強はヒトを、社会を、日本の精神性を、蝕んだ。

そんな元気なバイトたちの声を楽しみに入店したが、自動化、省力化されており、券売機が待ち受けていた。

以前はJTBという旅行手配代理会社の奥地支店だったが、時代の趨勢から、KONAMIスポーツクラブと共に撤退した、その跡地。


牛赤身ステーキ、1000円税込み。駅前の敷島パンはパリのパン屋と嘯き粉商売しているが、こちらは今や観光人気国の新興肉チェーン。パリだのデニッシュだのまやかしがなく、肉一本で真っ向勝負だ。

DJブースと似た焼台があり、焼石に載せた肉が用意されると、番号標示がされて、引き取る形式。


ご飯も大、中、小、盛りがボタン一つで御椀に落ちてくる(笑)形式。味噌汁もボタン一つで、御椀にドボドボ。薬味は乾燥ネギ、ワカメ、揚げ、だ。

別のカウンターには、野沢菜、キムチ、牛のそぼろが用意され、学生たちはご飯の上に乗せてかき混ぜて食べてる。


焼き方もミディアムレアでジュウジュウとシズル感も抜群。


各テーブルには肉のソースがこれだけの種類用意されている。


ご飯の炊き込み方も良い。味噌汁、ご飯、野沢菜他もお替りし放題。

トロロも用意できました〜、との元気な声が響く。
生卵も食べ放題。私は生で食べるのを止めて、勝負に出た。他の客がまだやったことのない、必殺技。














焼き石に、





卵。3分程焼き石に生卵を載せ、小鉢で蓋をして出来上がり。隣の子連れがこれをチラ見してる。案の定幼児♀が、アタシもヤリタイ〜、とゴネ始めた。


奥地だから大学がある。バイトたちも日体大生だから、朗らかで丁寧。客も日体大生が半数を占め、さしずめ学食のようで、賑やかだ。MUJI CAFEのマダムたちの叫び声よりも、渋みが無い分、明るく食欲も湧く。

お茶も温冷提供されており、ゆっくり食べられる。味噌汁マシンが御椀ひとつに対し、お湯、濃縮味噌ダレ、お湯、の順で注がれるが、味噌ダレの出が弱く、2杯目のお替りは極めて薄かったため、店長にそっと伝えた。


カスハラ、という怖いバズワードが日々報道されるが、私は気に入った店はむしろ「陰ながら」応援するスタンス。クレームでなく、改善を促す。そして街がより殿方のための街に益々発展することを目論む。