惣菜屋、弁当屋をこっこり教えます。 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

奥地青葉台駅から更に奥へ。
戸建でなければ家にあらず、という価値観の地区だが、高齢になりこれまで見下してきたマンションに、わざわざ建売戸建を売却し住み替えるひとが今のジムで4人居た。

庭でバーベキューしたり、アプローチ練習の横でバラの剪定をしている絵に描いた様なステータスが、この街のスタンダードなのである。

が、これは田舎だからこそ。最高級の富裕街区、たまプラーザだと、マンション住まいのひとが殆ど。歩いて10分で田園都市線のホームにたどり着ける、というのがエグゼクティブのステータスなんだそうだ。


それでも戸建てにこだわる向きは、犬蔵、元石川、稗原、などに大きく退くことになる。西、と略称されるのは冠たる美しが丘ブランドのサブブランドもあるが、徒歩では駅にたどり着けない。


マンハッタンならビルの一階に各国の惣菜店が並んでいるが、青葉台は銀行、チェーン店、嘘っぽい横文字パン・チェーンばかり。たまプラーザでは、ENOTECAなどが中心部に君臨。如何にワインがあの街に根付いているか、を嫌味に演出してくれている。惣菜屋があれば主婦は更に楽ができる。この鴨志田には総菜屋がある。住宅街にはかなり珍しい光景だ。



この日は昼休みにこの店を開拓。出向くとショーケースには商品は残って居なかった。女性ふたりで営んでおり、何とか二人前を用意頂けた。



今時このお値段。鴨志田だからか。いや、2階に住み、母娘で営業しているから、かもしれない。

ハンバーグを頼んだが、もう一品どうします?と問われアジフライをチョイス。メインはハイブリッドなのか。


完全にハートを鷲掴みされる。手作りは期待していたが、ここまで美味しいとは思わなかった。右下、ホイルの上に野菜のうま煮があるが、その真下には筑前煮が隠れていたのである!


唐揚げもひとつサービスされており、大満足のお弁当。駅前にはナイフ・フォークで敷島パンを食べさせ1000円獲る店があるがそこより、何クラスも上流階級になれるのが、この弁当屋さんである。


ホットモットも大好きだが、個人経営の弁当屋があるのは、やはり奥地、青葉台だからこそ。是非、プチ観光に青葉台へお越し頂きお金を落として欲しい。

ハイソサエティ、青葉区の中で、田舎の温もりが得られる街、それが、青葉台である。