ランチの王様 自作飯編「Disco World 初体験」 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

ようやくやりくりが出来るようになり、
 
7ケ月間封印していた、
平日ジムライフマダム級、を徐々に再開した。
 
これまでは組織理解、製品理解の時間もあり、
なかなか下界に出ることが出来なかったが、
会議本数も半減させ、自身でやり繰りも可能になった。
 
これまで出たことが無かったレッスンにも出てみよう、
と、以前から目に留まっていた
 
「Disco World」
 
 
の予約が取れたので参加してみた。
40名は入るスタジオ。ミラーボール、特殊照明、
音響そこそこいい、ホットヨガ設備も整備されているスタジオ。
 
「初めて参加する方はいらっしゃいますか?」
 
と聴かれ、堂々と挙手。顔見知りのマダムらが、イジワルそうに、
クスクスと下品に笑っている。
 
あのね、毎日踊っている貴女たちのダンス、査定させてもらうよ!
 
とは言わず、レッスン開始。
言葉にすると、あれでしょう。
くやじぃ、ひどぃ、などと泣いたり叫んだりされると、面倒だから。
 
 
 
驚いた。
 
ウォーミングアップは、何と、P-Funk系、インスト二曲。
いいセンスしているなぁ、こんなノリで
平日10:15から、超熟マダム40人で満室って、凄いぞ。
 
 
 

野菜を適当に炒め、あんかけに。ごま油少々たらりんちょ、で、店レベルに。
 
 
 

 

 

先生が、凄い。イントロで曲の紹介までしてくれてる。

ジャニーズ命レベルのマダムが、知る由もないが、

先生はそんなレベル気にしないで、超絶凄い解説を、曲に合わせてしてくれる。

もう、こっちは初めて参加とはいえ、それこそ、この曲聴いた回数は、

このスタジオで、先生に並んで多いはず!

 

振付も楽しい。衣装、髪型、振付習得だけで血眼になっているのとは大違い。

こちらの方が、私が師事する先生の経典、に、近い。

 

 

 

「身体から湧き出るものよ!うまい下手の、力比べじゃないの!

女のひとだったら、、、、、この歌詞にあるの。

-そんな色目使ってもあんたの女にならないわ!-って気持ちで踊って!」

 

ますますあの先生の、普段僕らに指導してくれる言葉を思い出してしまう。

全く同じことを、このDisco Worldの先生も、伝えている。

そう、何だか腕自慢みたいな血走り方は、ズンバでも、ダンスでも、

目も当てられない。先ず、音を歌詞を身体に入れて!と両先生は、言っている。

 

そこが、まだ、わかっていないひとが、殆どなのが、悲しい。

 

 
 
 
 
焼きそばが残っており、野菜マシマシで足して炒めて、店レベル。オイスターソースがあれば
主婦でもプロ並みに仕上げられるはず。
 

 

 

水飲み休憩では、わざわざ、つのだひろ、のあのメリー・ジェーンを流す憎い演出。

 

そして、いきなり、これだ。ギターのイントロで、思わず私も短音リフのエア・ギターを

初参加で披露。先生も、ウィンクしてくれて、そう!そのノリ!

って反応してくださる。あの師事している先生も、この曲をセレクトしたなぁ。
もしかして、センセたち、同じ歳!?俺より、ちょっと年下??
 
このちょっとエロいノリを踊りましょうよ!
レコードのジャケットがまた、エロいんです!
女性の口元に、サクランボが挟まっててて!。頭から離れないの!そのジャケットが!
 
おいおい、私含めて、社会人は皆仕事している時間だぜ、
その時間に、超熟女たちが曲の解説も理解できずに、踊っているって何?
でも、こうやって、洋楽ファンが増えていくなら、いいこと!
皆で、エロくなってほしい。ダンスの時位、その薄っぺらい気位なんて、
かなぐり捨てて!
 
 
 
 
食べ過ぎた日は、味噌汁の残りに豆板醤、一味唐辛子、いしる、等混ぜてクッパに。
 
 
 
また水飲み休憩の時には、ボズ・スキャッグスの「邦題:ふたりだけ」を流す演出。言葉も出ない。
マダムたちは防衛本能が強すぎ、曲など一切聞いておらず、上品っぽく、口元で水を飲む。
 
 

 

 

 
先生がこれならわかるでしょう?と最後のカードを切る。
 
来週はヒゲをしてきてね。伸ばせるひとは1週間はあるんだから!
今日、既にヒゲのひとも、いますけど、あんな感じで、、、、行くわよ!
知らないなんて言わせない! 志村けんさんのあのダンス、
この曲がヒントになったって有名な話なんだから、覚えて帰ってね!!
 
Harold Mervin & Blue Notesを、知っている超熟マダムが居ないのか、
こんなに先生がアツく説明しているのに、プィっと知らない顔してる。
女って、とこの時代書いたら紛糾するけど、
知らないことって極端に素知らぬ顔するのが女。
知らないことを悔しがるのが、男。
そして、この曲を詳しくしっている、男、が、私ひとり。
 
 
腹が空かない日は、こんな昼飯で充分。納豆さえあれば、飢え死には、しない。関西人以外は。
 
 
 

 

 

「レゲェ、のノリを覚えて。このツ、チャ、ツ、チャ、って。
この感じが南国風でトロピカルで。最高に気持ちい曲なんです!」
 
この先生の振付は歌詞を土台にしているのは間違いない。
それは、とても正しい、まさに正攻法だ。
「私が一番の女、ナンバーワンよ!って気持ちで踊って!」
 
もう楽しくって仕方ない。
リリカルジャズを先生に教わってきて、ノリのいい課題曲が続くと、
先生に志願したほどだ。歌詞を体現することと、
女風に髪を抱えて悩んでいるひと、っぽい、風な踊りとは次元が違う。
師事する先生がダンス回数過多マダムたちに怒ったことがある。
「歌詞を聴いて!英語だたったら、kovaサンみたいに調べて。
意味を知るの。そうしないと、表現できないの!」
 
 
業務用スーパーで売っていた豚そぼろ、をただ載せただけ。
 
 
圧巻だったのは、この選曲。(流石に歌謡曲には詳しくなく違っていたら、sorry)
 

 

とにかく底抜けに楽しい。

そしてエンディングの挨拶は、

 

「DISCO WORLD

お送りしたのは、DJ WAKASE でした!」

 

 

あっという間の45分、大汗、だった。

こんな楽しいダンスクラスを毎週踊っているひとたちは、

ダンスが好きなんだと思う。

美味い、下手など、関係ない。人生、賭けなくて、いい。

ジムなんだから、ストレス解消、暇つぶしに、

これからもぜひ、楽しんでもらいたい!

 

そして、何より自分も機会を見て、参加したいと思う。

 

奥地バダイにあるスポーツクラブAの水曜日、

10:15-11:00 Disco World

 

素晴らしい体験だった。

帰りがけ、仲のいい超先輩マダムから「初参加だけど、

ぜーーーんぶ、持っていったわね!さすが、kovaサン★」

 

褒められて育つ男です。これからも、よろしく!