馬鹿息子の送り盆週末ライフ 8/14-15 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

■土曜日
 
実家で迎える朝。
 
父の遺した七万カットの民家の画像、関連書籍、資料、を前に毎度呆然とする。
 
前夜改めて母から現預金、株などは一切手元に無いと告げられ、
 
金にもならない貴重な文化的資料の山を見て、泣き崩れる。
 
 
 
目が腫れたまま、実家からダンスのスタジオへ送らせる。
 
さぁ、これからは、長男の悲哀を脱ぎ捨てて、
 
バダイで最も裕福で幸せな美マダムたちと、ダンス!
 
 
 
 
この日はオリンピック、閉会式でパフォーマンスされた楽曲を
(その優れたカバー曲を)
ウォーミングアップ、ストレッチで流す。
 
上を向いて歩こう、愛の賛歌、、、、、、
 
スタジオの中も日本語のバラードで、いつもとは違うムードへ。
 
 

 

 

ブラジルが、坂本九を歌うと、、、、、、、凄いぞ、この歌唱、アレンジ。

 

 

 

こういう名シンガーが、出てこない。MISIAと比較して欲しい。どちらが日本の看板娘なのか。

「ジャズピアニスト」の、大江千里のピアノが、泣かせる。

 

 
 
 
コロナ対策、お一人様、孤独の黙食ランチへ。
 
スタジオ前にある、蕎麦屋、更科へ。
 
 
 
 

冷やしたぬき蕎麦。麺は、恐らく、子供の国にある「なごみ」と同じ製麺所ではないか。
 
 
 
 
 
 
結局、最後まで誰一人客人は来店せず。この地所は、この店の保有だろう。でないと、、、、、間違いなく、-父さん-。
 
 
 
ジムへ。サルセーションを先頭で。
 
にわかに人が増えてきて、いい流れである。
 
が、古参のマダムたちからすると、
 
私が先頭ラインで上手に踊ることに、皆が歓迎しているわけではない。
 
それを知りつつ、数少ない支援者たちの笑顔をチカラに、やりきる。
 
移民扱いで選挙権も無いが、楽しさ、明るさ、社交性で、
 
いつか、市民権を得たいを願う。
 
 
 
あるマダムから言われる。
 
 
 
「邪魔だった」
 
 
武者震いする自分。
 
そういう相手がいつかニッコリ笑って挨拶してくる日のために!
 
女は、政治で笑顔にもなり、鬼未満の醜い顔にもなる。
 
そして私は、常に、変わらず、笑顔で貫く!
 
 
 
私の住むバダイは、市外局番は04.。。。で始まる。
 
実家も04.。。。で始まり、かつては同じ-神奈川-郡だった。
 
ただバダイからは道路はダイレクトに故郷につながるが、
 
電車となると、とても歪な路線を経て辿り着く。
 
 
 
この日は最果ての中央林間まで行き、
 
そこから小田急線に乗り換え、同じ04市外局番の故郷へ。
 
 
 
 
以後、父を寺から連れてきたので、実家で過ごす。
 
書籍の整理、遺物の整理、等。
 
テレホンカードが5枚見つかったので、
唯一、父が遺した現金に近い、商品券。
 
以後、スマホ利用はしばらく止めて、
 
電話ボックス探して諸君に電話することになるだろう。
 
 
■日曜日
 
大雨で何度も目が覚めた。
 
薄暗い中古マンションは、下界の音が余りしないが、
 
さすがに戸建は、雨や風の音がダイレクトに耳に入る。
 
 
 
朝ビール、焼酎のお湯割りで、朝食が整うのを待つ。
 
金曜日、娘から勤務先で感染者がひとり出た、と職場から電話がある。
 
娘は先週ワクチン二回目を摂取、ずっと我が家でテレワークで、
 
金曜日に久しぶりに出社すると上司から告げられた、という。
 
夏休み11日間、明けの平日はテレワークで、
 
その感染者とは3週間遭っていないというが、
 
娘の帰宅、実家行は中止させた。婆さん好きな娘には可哀そうなことだが、
 
ここは鬼となって、感染阻止の強い指令を、発出した。
 
 
 
朝から父の遺物の整理整頓でクタクタになる。
 
後輩けんちゃんの蕎麦屋の出前を頼み、腹ごしらえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
引っ越し作業などには、絶対、かつ丼がいい。
 
昼ビールは我慢する。
 
 
 
 
 
泣き父を背負い、送り盆。菩提寺へ。
 
前夜からの大雨で、足場も悪いが何とか、墓掃除。
 
墓前で合掌し、ひとこと。「なんか一枚でも株券とか無いわけ?」
 
父の私に遺した試練であろう。
 
父が、こう答えたのが、蝉しぐれの中で聴こえる。
 
 
 
 
「だらしないおまえは、上げ底(相続)前提で、生きてはいけない。
 
私だって故郷を追い出され、ゼロからのスタートだったのだ・・・・」
 
 
 
 
 
 
おーーい、発想が、体育会系かよォォ。
 
俺らもうさぎ跳びしたんだから、おまえらもやれってかよォォォ。
 
 
 
 
 
 
 
 
長男としての役目、送り盆をしっかりと務め、一旦自宅マンションへ。
 
ジムの用意をして、そのままジムでドロップ。
 
人気のズンバクラスに参加。
 
このクラスの古参メンバーは当初とても私に警戒していた。
 
突如ひとり営業中のコナミから移籍してきたからだ(昨年5月末)。
 
だが、今ではほとんどのメンバーさんが挨拶してくれて、
 
じゃれ合うようになってくれた。
 
これは古参取りまとめ役の♂メンバーMさんのお陰だ。
 
私とは下ネタで妙にウマが合い、心から彼との会話を楽しんでいる自分だ。
 
 
音楽評論家のS先生、元〇放送のアナDさん、とサウナで遭遇、
 
こっそりと小声で会話。私の得意な即席手話付で。
 
これによると、特別宣言が明けるとなった時点で、某店の店主に
 
奥座敷を用意してもらい、二年ぶりの宴会をやろう、ということになった。
 
スピーカー持ち込んで、音楽談義。
 
 
「会話内容を録音して、ラジオ番組にしますからね」
 
とは、私の提案である。
 
 
「ここだけのハナシ、フリンピック(提供:トリンプ)」
 
 
 
 
 
ジムの一階が富裕層向けスーパーの明治屋。
 
綺麗なマダムの後を付いて、入店はスムーズ、不審者ブザー鳴らず。
 
急いで店内で最も安い、品、しかし、これが好きなんだから、買う。
 
ジンギスカン。
 
袋は?と聞かれ、おいくらですか?と聴いたら、ニッコリ「うちはサービスです」
 
 
というので、高級そうな紙袋を指定。格好いい!俺って、もしかして、セレブ!!?
 
 
 
迎えに来させておいたので、スムーズに実家へ。
 
迎え盆の我が家のルールは、夕飯まではしっかり実家で。
 
しかもメニューは天ぷら、という慣わしなのである。
 
 
 
 
 
 
 
青天を衝け!まで観て、帰路につく。
 
さぁ、巻きなおして、仕事に精を出そう!
 
 
皆様も、くれぐれも安全にお過ごしください!