Who are you?何かの付帯物でなく、自身のことを、問う。 | kobacabana 3.0

kobacabana 3.0

音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

ヲタクまでのレベルではないが、
 
私はどうも数奇な道を歩んできてしまったのか、
 
世間様の価値観に適応できず、日々苦労している。
 
ファミレスが好きでなく、
 
高価なものに(手が出ないからだが)興味が出ず、
 
旅先でも料亭旅館のような高貴な層が贔屓にする宿は絶対圏外で、
 
漁師がやっている格安民宿の方が高級なものを出してくれると信じている。

 
 
 
 
 
 

こんなムズカシイ「濱」の字を使わなくてもいいのだが、ニッポン人は、こういう画数過多に、弱い。
「鎌倉野菜」と書いているサラダに悦に入り、無駄なランチタイムを過ごしている。
 
 
 
 
私は、おばんざい、とか、そういうウソっぽい表記の店には、
 
アタマから見下している(値段は見上げるしかないが)。
 
洒落た洋館で営む中華料理店より、
 
夫婦で営む腕利きのオヤジの町中華の方が高級だと分っている。
 
つまり、世間は、判断基準が無いと論じることができないので、
 
どうしてもブランド、看板、系列、値段、評判、口コミ、評点で判断し、
 
行ったこともないし、通い詰めていないくせに、
 
「あそこは、いいね」
 
などと、田中康夫のような、上から目線で断じてしまうものなのだ。
 
合コンだとなったら、貴女は、貴殿は、どこを見て、相手を探し見抜くだろうか。
 
 
 
 
 
つまり、多くのニッポン人は「自分」という定規が無いものだから、
 
どうしても「他の」価値基準に迎合し、それを隠し、
 
自身の判断のようなフリをして、世間体を保って、誤魔化して生きている。
 
※ファッション雑誌がいい例。チョイ悪〇、とか見出しに書き立てる雑誌は本当に低俗。
 
 
 
 
これは、とても恥ずかしい生き方であり、
 
私はこのちっこいブログの中で、一貫して訴え続けている。
 
慶応大学のひとと、京王電鉄のひとと、
 
どっちが格好いいか、というような、共に低次元な世界観を蔑んでいる。
 
 
 
あんたは、どういう人間なの?
 
夫でなく、学校とか家系でなく、
 
あなたは、どういう人間なんですか?
 
と、日々先ず、自問自答し自身を律し戒め、
 
そして、他人にもそれを厳しく、
 
求めている。
 
 
 
 
それが、kobacabana、この、私である。
 
 
 
麺道場。この屋号には、一票入れたい。絶対に「負けない」。券売機がある以上は。
 
 
 
新しいジムに移籍したが、やはり奥地ゆえの見栄が必要なのか、
 
マダムたちからの会話の中に、さりげなく「夫自慢」が、聴こえてくる。
 
上、のクラスを知らしめたいのだろうか。
 
私は女性になったことが無いので、全く、その辺りの心理は理解はできない。
 
先日もレッスンの前に、あるマダムが突然、脈略もなしにこう言う。
 
 
 
「夫がシンガポールが長くて」
 
養父から棒に。
 
何が長いのか、不明瞭である。
 
長いのが言いたいなら、私は他人には言わないが、
 
社会に出て33年、ずっと激務の生活である。
 
そんなことを奥様方にわざわざ「ボク、勤続が長くて」と自慢して
 
面白いはずがないだろう。
 
「芯、ポールが長くて」
 
と、未だにアツアツだと自慢したいのなら、ツッコミ甲斐もあるが。
 
 
 
はっきり言っておこう。
 
海外勤務が多いことなど、世間では何の自慢にもならないし、
 
特権階級でもないし、ただただ、
 
「日本でも〇国でも、(あんたの夫は)使い物になっているか」
 
だけが肝要なのだ。
 
そして、その長い勤務を果たしたご本人の、ご苦労にこそ真価がある。

 
 
私は欠伸をしながら、こう答えている。
 
 
 
「で、シン?某とかから、戻れたんですか。大変ですよね」
 
 
 
 
 
 
 
夫が社長という奥方も居る。ま、居るだろう。
 
が、それも、私は評価しない。
 
あなたが、どんな自立した大人なんですか?しか、関心が無い。
 
男女平等であり、ダイバーシティ立国の現在、
 
男だから、女だから、という自己都合でモノを論じることはご法度である。
 
ひとりの成人として、大人として、ワクチン優先枠世代として、
 
正しい日本人の価値観を希求していかないと、
 
本当に、世界の下働きを担う国になるだろう。
 
 
「そんなの、いや。絶対、いや」
「ありえないね、俺の場合」
 
 
と言いながら、勝ち逃げしたいのだろうが、
 
きっと、そうは問屋が卸さない。
 
 
 
自分のアドレスを持とうではないか。
 
自分というブランドを確立しようではないか。
 
 
服や髪型でではなく、
 
このkobacabana、この厚顔と、あなたの真価が、
 
問われている、と思うのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
東名高速の港北SAにある食堂は、一般道からも入れる。
有名ではないが、なかなか、使い勝手のいいフードコード、である。