【忙しいひと必読!】特別電話インタビュー企画「自信神なり家事オヤジ、のススメ」 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

洋楽研究仲間の親友KからのLINE電話インタビューを受け、
 
今日はこの男の時間の使い方について、ご紹介したい。
 
 
 
 
 
 
K「寝るのが早い、と聴いていますが、実のところ、どうです?」
 
「え、それってひっかけ問題じゃないですよね?うん、と答えたら
-ほら、やっぱり、オンナとはそうなんだ-と突っ込まれるという・・・・」
 
K「(咳払い)聴かれたことを答えてください。冒頭から、どうなんですかね、そういうの」
 
「では。正直、このコロナ時代になって、そもそもの早寝早起きの習慣が、
急速に進みました。
これは、時間の使い方が巧い、ということにはつながりませんが。」
 
K「ずばり、平均して、何時に寝てます?」
 
「21時半です」
 
K「はやっ!それって、遠足前夜の小学生並み、ですよ。人生を無駄にしている、
という意識はありませんか?あと二時間起きていれば、映画だって観られる。24時間
のジムにだって行ける・・・・」
 
 
 
 

19時にはラスト・オーダーになる。3/7までは続く。だからボトルを頼む。政権の現場知らず
は余りに不憫だが(現場では)キープボトルなら、20時迄は何度でも注ぎ足して飲める。
え、ココアってアプリ、秋から稼働していなかったってコト?
 
 
「ええ、確かに早く寝るというのは、そういう見方があるのも承知している。」
 
K「その、政治家みたいな物言い、止めてもらった方がいいかも」
 
「で、21時半に寝て、4時に起きるんです。賞味、7時間半、寝ます。
が、2時頃にいったん目が覚めて、トイレでシャーしてまた寝ます。
これって、平時ならありえなかったこと。
毎夜、毎夜、会社都合で宴席がジャンジャン入って、やっぱり寝るのは24時前後。」
 
K「二軒?」
 
「いえ、三軒じゃや(-_-;)」
 
K「意味不明です。どなたかの影響?余所では止めたほうがいいです。で、四時半」
 
 
 
コロナ時代に入り、発酵食品を心掛けて食べるようになった。すこぶる調子がいい。
 
 
「そう、四時半。ここからが、大車輪で動きます。心臓にいいのかわかりませんがね。
朝、この歳でもまだ元気なので、三本足、三輪車みたいですがね」
 
K「だから、そういうの止めて。読者のほとんどは、
そういうの一番嫌いな(体を装っている)奥様たちなんだから」
 
「書斎に飛び込みオイルヒーターをONにして、
会社のPCを会社に接続している間に、
風呂釜の追い炊きONにしたら、
湯沸かしの電源ONにして沸かしている間に、
冷蔵庫の在庫、残り物の余命確認、そして朝食のイメージを作ります。
家電があるので、家事は簡単なのです。
こうした、今何が揃っているか、何が創造できるか、という発想手続きは、
朝の頭の体操には打ってつけ
なのです。」
 
K「その家電があるから家事は楽っていうのは、ちょっと言い過ぎというか、
家事という崇高なる営みを、冒涜している気がしますが」
 
「そうですか、チンとかピピッとか、ピーララとか、そういう」
 
K「ま、死んだら、地獄行きでしょうね(笑)そういう考え方は。ま、器用なのは認めますが」
 
 
 
保存食、そして、茹でて冷凍されて品だってある。生モノだけじゃないのが焼肉屋。
 
 
「すぐに仕事開始です。5時には少なくとも開始。」
 
K「いつも思うんですが、なんで好きな時間に仕事始めらるんです?仕事になりますか?
古い考え方かもしれないけれど、そういう働き方は、しょせん、自分のための雑務で、
大きな仕事は、そんなもんじゃない、と思うのですが。気を悪くしないでくださいよ。」
 
「いいですよ。気を悪くするほど、付き合い短くないですからね。Kさん、さ」
 
K「例えば、テレビ局の制作だったら、朝8時のワイドで、ひとり勝手に
5時からしゃべっていたって、番組にならないし、
先物相場だって、市場の時間がある。先物だからって、時差取引はできない、という。。。」
 
「全くその通りですよ。だから、組織で集まってやる仕事は、日中にやるんです。
でも、それだけが仕事じゃない。それを本番とすると、本番は30分、1時間で終わる。
その準備、は、その何倍も時間がかかるですよ。」
 
K「いいこと、、、、言うじゃないですか。その辺を聴きたいわけで」
 
「だから、会議や交渉、開発、世に出す、運用する、っていろいろ長いんです。仕事は。
 
でもそれに関わる企てて説得する材料作り
は、部下にも落とせず、まして上司になんか任せられない仕事があるのです。
それは、まだ世の中が起きていない時間に、
お茶を飲み、作った朝食を書斎に持ち込み、考えて、そして、
文字や絵や表にしていくわけです。」
 
K「昼食と朝風呂で、二時間、っていうんだったら、がっかりですがね。」
 
「30分ですよ。風呂に入っている間に、スープなり、味噌汁を炊きつつ、
風呂に入って腰を温めるんですよ。こういうながら行動学は、
大事です。
で飯盛って、朝食揃えて書斎に籠っちゃう。
K「何時頃?」
 
 
吸煙管のメーカー見たら、サンタ工業、って書いてあった。なかなかシャレてるじゃない?
 
 
「7時頃かな。平時だったら6時半に家出てるから、自分にしては朝食時間が遅くなった。」
 
K「毎食朝食を自分で作るって、世界中のパパさんに聴いても数人しかいないのでは」
 
「ま、そこは鬼才というか、自負というか。そんなことくらい簡単なわけだという。それより、
本業のビジネスと、ダンスの音を身体に入れる方が、余程、至難の業なんですよ」
 
K「さて、朝食後はどのように過ごしてます?」
 
「8時半からはリモート会議が30分スロット(=枠)長くて60分スロットで入ります。
で、ここで大事なのは、99%自身の都合で時間を決めることです。
ヒトの割り込み、上司の要請も出来る限りこちらの都合で決めさせて頂く。
それでも埒が明かない時は、出社します。上司が私の直談判を恐れて
出社しないこともあります。要は、自分を中心に時間を運用することが大切です」
 
K「少し違和感を感じます。サラリーマンは社長ですら自分の好きなようにならない、
と感じるんですが、そんな勝手な振る舞い、行動って、できます?実際のところ」
 
「平時は、なかなか難しかったですね。それでも、自分中心になるように徹底的に
スケジュール、身の回りの事は専任スタッフに管理してもらっていました。
 
が、今は、
 
海外出張もホテルやチケットの手配も無いし、
 
毎夜の宴席や手土産の手配も無いし、
 
会議は、オンラインで完結するし、
 
私が集中するのは、その討議のための戦略を練ること、
そのプレゼンテーションの準備を徹底的に磨き込む、ということです。
 
それらに関わることは、早朝からやり切ってしまえば、
後は、会議でどんどん発言して、ひっかきまわせば仕事になるのです。」
 
 
K「朝に仕込んで、定時以内は会議に専念、ですか。だからか、
夕刻早目に店を開けてもらって晩酌していると、仲間から聴きました。
この宣言下にあって、その行いは、賛否両論あると思いますが。」
 
 
「国は日中も不要不急の外出は控えてくれ、と言っています。
ならばロックダウンしないといけないのです。
店を開けさせておいて、利用するな、行くな、と言っているのは、
大きな間違いなのです。
 
私は、大切なお店だけはお守りしたい、と思っています。
私のささやかな利用で守り切れるわけはないのは承知しています。
 
が、何かしないと、滅びたときには、遅いのです。
 
通常営業の前に、仕込みの時間に、
会社のスマホを開きながら、即応体制にしつつ、
 
晩酌は、始める。だってもう、10時間は働いていた一日なのです。
 
これも、先を行った、働き方改革だと自負があります。
 
 
 
 
 
予測しますよ。
 
今後、国内時差が生まれるでしょう。
 
いいねぇ、電通さんは出社が遅くて、とか、
 
メーカーさんは工場止めるから休み長いね、
 
とか、ズレまくった事を言っていたのは昔の話。
 
 
それぞれが、自分の生業に応じて、最高のパフォーマンスを
引き出せる働き方を選ぶ時代が来るでしょう。
 
 
ダイアナ・ロスとライオネル・リッチーは、
大雪で国内便が運休となり、
予定されていたレコーディングが、
同じスタジオで果たせませんでした。
 
それぞれがダミーのシンガーを相手に歌い、
後日ミックスして、一曲仕立て上げました。
 
 
 
クリエイティブな世界でも、このような時差があっても
 
名作は作れる時代になったと言えましょう。
 
 
エンドレス・ラブの、話でした。」
 
 
 
 
<終わり>